和食店にはこと欠かない京都。国が推し進めるクールジャパン戦略の一つである和食文化を、京都がけん引していることは周知のこと。今回は、そんな和食都市京都で気取らずに立ち寄れて、しかも全くハズレなしの正統派割烹店をご紹介します。
すいません。撮り方下手でハレーション起こして文字認識出来てません(笑)ちゃんと「余志屋」となってます。雰囲気だけでも。こんなろーじ(路地)の奥にあり、ちょっと見過ごしてしまいそうですが。
中に入ると賑わっていて満席。年配の客も多いですが、若い客も。きっと、ここのおかみさんやご主人の気さくな人柄ゆえでしょうか。そんなに敷居の高いような威圧感は皆無。
まずは突出しに焼きナスの胡麻和え。突出しと言えど、胡麻の風味が際立ち丁寧に胡麻を煎ったことが伺えます。そして、ご主人の本日のおススメメニューの読み上げが始まります。お客が来るごとに読み上げてて少し笑っちゃいます。チャーミングはお人柄。
そして、それをたよりに好きなものを注文。
くじや炙りきずし、ウニや鱧とどれもあまりに美味しいので醤油やらポン酢ではせっかくの素材もったいなく、塩でいただく。 名物鴨まんじゅうはすんごい弾力と香ばしい風味。
鴨自体は出汁代わりで、鴨を包む皮のほうにこだわりがあるんだとか。そして、釜飯もバリエーション豊富。この日は穴子チョイス。そして、〆に黒糖シャーベット。
不覚にも、釜飯を食べきれずおにぎりに。こんな心づかいがまたうれしい。
どれもこれも仕事の丁寧さが伝わってくる、小手先の小細工なし。飽きのこない、また食べたくなる味。ごちそうさまでした!
こちらは人気店。必ず予約してください。