2019年3月16日 更新

オムライスは圧巻の美味しさ、昭和の洋食カムバック「昭和の洋食 弥生」【四条大宮】

本年1月に復刻オープンされた昭和の洋食弥生。奇をてらはない安定の味わいのオムライスは、残したいノスタルジックメニューに認定です。

老舗洋食、パワーアップしリボーン

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阪急大宮駅徒歩10分弱、四条通りにお店を構える一軒の新規洋食店。
「昭和の洋食 弥生」

真新しい幌や照明といったエクステリア、雅な印象を醸し出すポルドーカラーの
看板が落ち着いたオーラを放っています。

和みのかすがい空間

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板前洋食という名で市民に愛されていた老舗洋食店「弥生」
創業45年という歴史を経た実力派。
以前お店を構えていましたが、諸般の事情により一時クローズ。

そして数々のドラマを経て、2年のブランクをおき、また京都市内にカムバックされました。
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レトロな雰囲気を醸し出すエンジを差し色に間接照明が優しく灯り
どこかノスタルジックなステレオタイプ。

カントリー調の壁面に木目の風合いを生かした天井とカジュアルモダンなミディアムな広さの店内。
ウッドテイストで設えた椅子やテーブルと暖色系の温かみある色彩でコーデネート。
お席はキッチンを囲む形でカウンターとダイニングテーブル席を整然とレイアウト。
テーブル席

テーブル席

キッチンとお客様の距離も近く臨場感のある調理風景や団欒空間を提供。
ルームアクセサリーからは昭和の名残が見え隠れ。
入り口キャビネットには酒瓶がずらりとディスプレイされ
オーセンティックな酒場の情景がイメージされます。



全身ブラックで統一したフロアスタッフ、ラフなスタイルのマスター。
窓からは日常の風景を映し出す
ピースフルな空気感。
テーブルにソースとナプキン、楊枝がスタンバイ。

奇をてらはない安定感

お味噌汁

お味噌汁

オムライスにはセットでお味噌汁つき。
安定感ある優しい味わいお味噌汁は、わかめに、お麩、ねぎと王道の具材。

ふっくらしたお麩は出汁の旨味をぎゅっと凝縮。
オムライス

オムライス

オムライス
蘇る昭和の息吹を形容するようなラクビボールを彷彿とさせる
トラディショナルな出で立ち。

決め手はココアブラウンのまったりとしたデミグラスソース。
ウースターソースが効いた香ばしい関西風味。


ほどよく熱を入れた薄焼き卵は、表面はつるつる、中はやや半熟。
ケチャップライスは鶏肉と玉ねぎ、柔らか過ぎない程よいご飯の硬さ。

愛おしくなる懐かしのワンシーン。
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正午過ぎにはご年配のお客様からビジネスマンまで団体からお一人様まで続々と来店。
外を映し出すモニターもあり
店内からも混み具合が一目瞭然。
繁忙タイムは食後にコーヒーを一杯というような長居をする雰囲気ではないですが、

夜は洋食酒場として私たちを昼とは違うおもてなしで愉しませてくれそう。
ファンの熱い思いにより再会した…そのお味は折り紙つき。
他のメニューも色々と頂きたくなる実力派洋食店でした。

クチコミでの評判

基本情報

店名:昭和の洋食 弥生
住所:京都市中京区壬生梛ノ宮町15-8
電話番号:075-823-0122
営業時間:
11:00〜15:00(L.O)14:30
17:00~21:00(金土のみ)
関連ページ:https://www.facebook.com/kyotowesternfoodyayoi/
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