目次
最高の名園として名高い『桂離宮』
『桂離宮』は宮家の別荘として創建された皇室用財産です。約6万9千㎡ある桂離宮の見学は、ユーモアを交えながらの楽しくてわかりやすい説明付きで1時間ほど。落ちる方が多いといわれている細い橋を渡ったり飛石を歩くことが多いので、歩きやすい靴とリュックがおすすめです。遠近法を利用したりしかけが所々に登場したり、それぞれの季節を楽しむための茶室も造られています。
当日の参観申込もできますが、人数制限もありますのであらかじめご予約されることをオススメします。
当日の参観申込もできますが、人数制限もありますのであらかじめご予約されることをオススメします。
冬を楽しむための茶室「松琴亭(しょうきんてい)」
『桂離宮』で最も格の高い本格的な茶室で外観は東、西、北の三方からそれぞれ異なる風情を楽しむことができます。一の間の床や襖の青と白の市松模様はパッと目を引く斬新なデザイン。
ちなみに左下の細い橋を渡っていくのですが、こちらの橋が1番怖かったです…
ちなみに左下の細い橋を渡っていくのですが、こちらの橋が1番怖かったです…
春を楽しむ茶室「賞花亭(しょうかてい)」
小高い丘を登りきった峠にあります。苑内で最も高い位置にあり、時代とともに建てられたビルなどが見えないように工夫されています。そのため、日常に戻ることなく『桂離宮』を楽しみ尽くすことができました。
夏を楽しむ茶室「笑意軒(しょういけん)」
田舎屋風の茶室で涼しくて、ずっとこちらにいたかったです。それもそのはず、池から涼しい風を運んできてくれて建物自体も風通しが良く、建物の裏は田園だからです。建物の裏の田園は宮内庁が買い取って、開拓による景色を損なわないようにしています。
秋を楽しむ茶室「月波楼(げっぱろう)」
こちらは池辺の高みに建っていて、2つの景色を楽しむことができます。土間の右手の部屋は月を見るのに良い位置にあり、見晴らしが良い池を眺めることができます。
土間の奥の座敷から北を見ると池が隠れて見えないようになっています。秋は紅葉がきれいでしょうね。
『桂離宮』の中枢をなす書院群
もちろん『桂離宮』の中枢をなす書院群も素晴らしかったです。残念ながら中をのぞくことができませんがとにかく広い!
贅沢だな~と思ったのが、古書院に月を鑑賞するために設けられた月見台です。苑内の主要な景観が一望できます。飛行機に乗って"四季を買いに行く"ことも贅沢ですが、季節が訪れるのを待つというのもなかなか粋なことですよね。
贅沢だな~と思ったのが、古書院に月を鑑賞するために設けられた月見台です。苑内の主要な景観が一望できます。飛行機に乗って"四季を買いに行く"ことも贅沢ですが、季節が訪れるのを待つというのもなかなか粋なことですよね。
詳細情報
名称:桂離宮
住所:京都府京都市西京区桂御園
参観開始時間:9:00~1時間ごと
参観休止日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日) 12月28日~1月4日
参観料:1,000円
HP:https://sankan.kunaicho.go.jp/guide/katsurarikyu.html
※申し込み方法等はHPをご確認ください
住所:京都府京都市西京区桂御園
参観開始時間:9:00~1時間ごと
参観休止日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日) 12月28日~1月4日
参観料:1,000円
HP:https://sankan.kunaicho.go.jp/guide/katsurarikyu.html
※申し込み方法等はHPをご確認ください
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