2020年3月30日 更新

創業100年以上続くレトロ食堂!名物の皿盛は必食「篠田屋」【京都ランチ】

今回は三条京阪北側にある京都が誇る名物食堂「篠田屋」。創業100年以上の歴史ある昭和レトロ感が店内にも漂う。中でもこちらの名物メニューである皿盛はレトロ感あふれる味わいで必食。

どこか懐かしいレトロな味わいの名物・皿盛

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三条京阪北側。
この日は少し体調悪く、あまりパンチの効いたものじゃないランチをとりたいと思い、「篠田屋」の前を通りかかる。

京都の中でも創業100年以上営業する超有名な食堂。
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うどんそば丼一式取り扱う昔ながらの食堂スタイル。京都にはまだまだそんな昔スタイルの食堂がありますが、その中でも個性を放つお店。
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レトロな色調の中華そばももちろん人気メニューなんだが、こちらの皿盛はオリジナリティーあふれる看板商品でもあり。

それを知りつつ、今まで食べたことがなかったので、この機会にと。
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まだ11時半でしたが、中は意外と満席で相席に。人気です。特に年配層に人気の様子。
中には何十年ぶりかに来店し、懐かしがる客も。

店内は豆タイル敷きの床にテーブル席と小上がりのちゃぶ台席。入り口出窓タイプで備え付けの長椅子になっていて、古い趣きを感じる造り。
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古い昔ながらのお店ではまだまだ喫煙可能なところが多いんですが、備え付けのアルミ製の灰皿もレトロさを演出する小道具に。『トクホン』て、湿布剤のか!と思いだし、昭和感に浸る。
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最初から皿盛と決めてましたが、一応他のメニューもチェック。うどん、そば、丼など。それにしても驚きの昭和価格。うどんそばは4、500円台。丼も5、600円台で安価。
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ふと見上げると、柱に『品は高田で値は安兵衛』と書かれた札があり、ちょっと吹きそうに(笑)こんなキャッチフレーズにもレトロさを感じます。要は高コスパということで(現代風)
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で、しばらくして運ばれてきた皿盛650円。お皿の上で表面張力を発揮(笑)粘性があるのでかなりもっこりしてます。
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ご飯の上にカツを乗せ、カレーうどんのルゥをかけた皿盛。思ったよりボリュームあります。一見カツカレーのように盛られていますが、このルゥの透明感にそこはかとない郷愁めいたものを感じるんですが。
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まずは一口。カレーうどんのルゥなので九条ネギが入っているところにも、またオリジナル感。で、出汁が効いてます。カレー粉の風味もほどよく優しい味わい。
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この値段でカツもちゃんと入ってるんですよね。そんなにデカいわけではありませんが、ちゃんと塊感あり衣のサクサク感もじんわり残っています。
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福神漬けを添えたカレーも最近外で食べること減ったなぁと思いながら。これもある意味レトロ食材ですかね。いい箸休め。
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さらにルゥの方にも出汁目的なのか、豚肉が入っていました。
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わりとぽってりとした固さのあんかけでしたが、ご飯に混ぜながら飲み物感覚でスプーンですくって平らげ完食。

店の雰囲気とともに、ほっとする味わいの皿盛。ちょうどこの日は、そんなランチを求めていたのでうってつけ。今度は昭和レトロサイズのラーメン鉢が可愛い中華そばを食べてみたいです。

ヨ~イヤサ~♪

篠田屋 への口コミ

詳細情報

名称:篠田屋
住所:京都市東山区三条通大橋東入大橋町111
営業時間:11:00~15:00 / 16:30~19:00
     ※金曜日は15時閉店
定休日:土曜日
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