2018年10月23日 更新

100年以上続く京寿司の老舗|京風押し寿司を堪能「千登利亭(ちどりてい)」

祇園四条近く団栗橋東詰めに位置する京寿司さん「千登利亭(ちどりてい)」なり。鯖寿司や押し寿司を頂いてきました。

創業明治32年代々のれんを守り続けてきた老舗

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川端四条近く団栗橋東詰めに位置する京寿司さん。お店の名前は千登利亭(ちどりてい)。お店の風情は街のお寿司屋さんという気軽な感じなのですが、ご店主は小泉総理時代に黄綬褒章を頂いた現代の名工。そうだそうだ、今日はここにしようよ!ということに。
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以前はカウンター5、4人掛けテーブルが2、というミニマム店だったのですが、テーブル席が2人席×3、4人席×1になってぐっと綺麗になりました。1年ほど前、お店を改装されてから久々の訪問。
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中瓶ビール¥700をお願いすると、さっとこういう煮物が突き出しで出てくるのが嬉しいですな。¥2000前後のセットメニューが豊富になっているのですが、我々はついつい単品で食べたいものを食べたいだけ!という作戦。鯖寿司と京風の押し寿司、それに鉄火巻を注文。残念ながら、冬限定メニューの蒸し寿司は来週末から、ということでした。

ご近所の常連さんが飛び込んできて、鯖寿司持ち帰りで2本!とか、どんどんお客様がやってくるのですが、ご夫婦2人で回されているまったり営業。ビールを呑みつつノンビリ待つ楽しみよ。
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で、我々の鯖寿司もじゃじゃーんと登場。6貫でハーフサイズ、¥2100なり。久々!なのですが、ついつい頬が緩みます。。
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鯖が一番美味しい、脂が乗り切ったシーズン!ではまだありませんが(あと1、2か月ほどですかねえ)、程よい固さで甘味が少々強い寿司飯が絶妙に〆られた鯖と一体化。味付けははっきりで、フレッシュ感のある感じ。いやはや旨い、間違いなく。
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これは熱燗のほうが合うよね!と、お願いする。佐々木酒造の古都でした。¥1合¥800なり。
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じゃじゃんと登場、オリジナルな盛り合わせ。押し寿司が¥1500、鉄火巻が¥930なり。笹の葉を手切り!したと思われるバランで飾られているのが流石ですなあ。
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鉄火巻アップ。太巻というほど太くはありませんが、なかなかのしっかり量。
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押し寿司アップ。茶色いのが超!柔らかい~あなご。それに鯛と木の芽、海老と伊達巻(巻いてないですが)という構成。なんだか、懐かしい中にも旨さが~!的な完璧な布陣。 確実に過去、どこかで食べたような味なのですが超ウマいです。
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壁に掲げているご主人の成果をパチリ。笹の葉を包丁で見事な飾りに仕立てているのだ。非常に細かい仕事にびっくり。

以上、久々の京寿司に大堪能。また、蒸し寿司の季節になったら来る予定です~。

千登利亭 クチコミでの評判

千登利亭 店舗情報

店名:千登利亭 (ちどりてい)
住所:京都市東山区団栗通大和大路西入ル六軒町203
営業時間:11:00~20:00
定休日:木曜日
TEL:075-561-1907 
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スイカ小太郎。 スイカ小太郎。