2018年10月23日 更新

100年以上続く京寿司の老舗|京風押し寿司を堪能「千登利亭(ちどりてい)」

祇園四条近く団栗橋東詰めに位置する京寿司さん「千登利亭(ちどりてい)」なり。鯖寿司や押し寿司を頂いてきました。

創業明治32年代々のれんを守り続けてきた老舗

 (136459)

川端四条近く団栗橋東詰めに位置する京寿司さん。お店の名前は千登利亭(ちどりてい)。お店の風情は街のお寿司屋さんという気軽な感じなのですが、ご店主は小泉総理時代に黄綬褒章を頂いた現代の名工。そうだそうだ、今日はここにしようよ!ということに。
 (136460)

以前はカウンター5、4人掛けテーブルが2、というミニマム店だったのですが、テーブル席が2人席×3、4人席×1になってぐっと綺麗になりました。1年ほど前、お店を改装されてから久々の訪問。
 (136461)

中瓶ビール¥700をお願いすると、さっとこういう煮物が突き出しで出てくるのが嬉しいですな。¥2000前後のセットメニューが豊富になっているのですが、我々はついつい単品で食べたいものを食べたいだけ!という作戦。鯖寿司と京風の押し寿司、それに鉄火巻を注文。残念ながら、冬限定メニューの蒸し寿司は来週末から、ということでした。

ご近所の常連さんが飛び込んできて、鯖寿司持ち帰りで2本!とか、どんどんお客様がやってくるのですが、ご夫婦2人で回されているまったり営業。ビールを呑みつつノンビリ待つ楽しみよ。
 (136462)

で、我々の鯖寿司もじゃじゃーんと登場。6貫でハーフサイズ、¥2100なり。久々!なのですが、ついつい頬が緩みます。。
 (136463)

鯖が一番美味しい、脂が乗り切ったシーズン!ではまだありませんが(あと1、2か月ほどですかねえ)、程よい固さで甘味が少々強い寿司飯が絶妙に〆られた鯖と一体化。味付けははっきりで、フレッシュ感のある感じ。いやはや旨い、間違いなく。
 (136464)

これは熱燗のほうが合うよね!と、お願いする。佐々木酒造の古都でした。¥1合¥800なり。
 (136465)

じゃじゃんと登場、オリジナルな盛り合わせ。押し寿司が¥1500、鉄火巻が¥930なり。笹の葉を手切り!したと思われるバランで飾られているのが流石ですなあ。
 (136466)

鉄火巻アップ。太巻というほど太くはありませんが、なかなかのしっかり量。
 (136467)

押し寿司アップ。茶色いのが超!柔らかい~あなご。それに鯛と木の芽、海老と伊達巻(巻いてないですが)という構成。なんだか、懐かしい中にも旨さが~!的な完璧な布陣。 確実に過去、どこかで食べたような味なのですが超ウマいです。
 (136468)

壁に掲げているご主人の成果をパチリ。笹の葉を包丁で見事な飾りに仕立てているのだ。非常に細かい仕事にびっくり。

以上、久々の京寿司に大堪能。また、蒸し寿司の季節になったら来る予定です~。

千登利亭 クチコミでの評判

千登利亭 店舗情報

店名:千登利亭 (ちどりてい)
住所:京都市東山区団栗通大和大路西入ル六軒町203
営業時間:11:00~20:00
定休日:木曜日
TEL:075-561-1907 
16 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

【保存版】京都オススメの京寿司老舗☆鯖寿司から箱寿司や冬の蒸し寿司まで【厳選5店】

【保存版】京都オススメの京寿司老舗☆鯖寿司から箱寿司や冬の蒸し寿司まで【厳選5店】

おおきに~豆はなどす☆今回は京都オススメの京寿司の老舗を集めました。元祖鯖寿司の名店から目にも美しい箱寿司、冬の蒸し寿司有名店まで。
【京都ランチめぐり】明治創業の老舗京寿司の絶品箱寿司!花街・祇園や建仁寺にもスグ☆「千登利亭」

【京都ランチめぐり】明治創業の老舗京寿司の絶品箱寿司!花街・祇園や建仁寺にもスグ☆「千登利亭」

おおきに~豆はなどす☆今回は東山区、京の花街・祇園や宮川町、建仁寺にもほど近い場所にある明治創業の老舗京寿司。伝統の技光る、箱寿司をランチでいただきてきました。
【京都寿司】明治から続く『箱寿司』は目にも美しく絶品☆祇園石段下「いづ重」

【京都寿司】明治から続く『箱寿司』は目にも美しく絶品☆祇園石段下「いづ重」

おおきに~豆はなどす☆東山区祇園、八坂神社石段下にある鯖寿司で有名な老舗京寿司。今回は京寿司の神髄『箱寿司』をテイクアウトしました。
京都・鯖寿司界の横綱!200年以上続く鯖寿司専門店!「祇園新地 いづう」

京都・鯖寿司界の横綱!200年以上続く鯖寿司専門店!「祇園新地 いづう」

鯖寿司の超老舗で言わずとも知れた名店、祇園にある「いづう」に行ってきました。一度、いづうの鯖寿司を食べてしまうと他では食べられなくなるかもしれません。それくらい他の鯖寿司とは一線を画すほどの美味しさです。
つきはし | 21,861 view
【2024開運】龍にちなんだ壮大な天井画や襖絵が魅力「建仁寺」【祇園】

【2024開運】龍にちなんだ壮大な天井画や襖絵が魅力「建仁寺」【祇園】

2024年の干支は辰年。そこで龍にちなんだ寺院をご紹介。祇園花見小路の「建仁寺」の双龍図と襖絵などの龍を中心に、庭園など、見どころを紹介します。
m.m | 2,168 view

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

スイカ小太郎。 スイカ小太郎。