2019年5月15日 更新

麗しの洋館カフェでいただく絶品オムライス☆ カフェレストラン「カムシン」【長岡京】

長岡教習所の南に位置する三角屋根がシンボルのクラシックスタイルの名喫茶店。非日常感を演出する重厚なアンティーク空間でいただくグルメな洋食。受け継がれるさりげないおもてなし精神、オムライスはここにしかないオリジナリティのある逸品です。

長岡天神の代名詞的洋館カフェ

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長岡教習所の南に位置する40年の歴史を積み重ねてきたカフェレストラン「カムシン」
遠目からも存在感を放つ西洋モダンな瀟洒な建物。
手入れされた鉢植えや有名メーカーの紅茶のキャニスターなどがギャラリーになったショーケースなど一見すると骨董店を髣髴とさせる品格ある佇まい。
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店頭にはイングリッシュガーデンを連想されるメルヘンなテラス席、メニューボードはショーケースの下にひっそりと、控えめに置かれています。

癒しのアンティーク空間

邸宅の様な喫茶スペース

邸宅の様な喫茶スペース

三角屋根に釣鐘型の豪奢なシャンデリアを主役に広がる非日常的な邸宅空間。
アール・デコを取り入れた装飾模様中心部にステンドグラスをあしらった洋館内部は高い天井が開放的、趣ある漆喰の壁、ヴィンテージテイストの味のある調度品や古美術もしっくりなじむ空間美。
どのアングルも絵になる

どのアングルも絵になる

お席はバリアフリーの平面な板の間にカウンター8席とテーブルが広々とレイアウト。
窓枠にはイタリアンテイストのデザインタイルを組み込んでいたり細部にまで至る美意識の高さ。
眼前に広がるガーデンビュー、センターには薪をいれる暖炉がありヨーロッパの家庭的片田舎のよう。
バックには耳障りの良いイージーリスニング、小鳥のさえずりが聞こえる透明感と安らぎに包まれます。
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入り口の大きなマガジンラックにはバックナンバーを含め種類豊富な、週刊誌がずらりとアナログ面はかなり充実。
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モーニングのメニューしか撮影できなかったのですが、他にはハンバーグやフライ、グリルやスパゲティ、ピラフなど和洋織り交ぜた多彩なメニューがづらり。

さりげないおもてなし

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開店直後、お一人で切り盛りされているにもかかわらずまずウエルカムティーをサーブ。
暖かいお茶で喉を潤します。
コーンスープ ¥250

コーンスープ ¥250

私はお好きなお席へということで手前の四人がけテーブルへ。
アラカルトより
オムライス デミグラス
コーンスープをチョイス。

コーンスープは平皿に
フレッシュ、パセリ、クルトンがオン。口当たりまろやかクリーミー。
お皿の柄ともナイスマッチ

お皿の柄ともナイスマッチ

パセリの房をサイドにあしらいSet up
ライスはピーマン、玉ねぎ、薄焼き、卵を包み込んだフォルムにケチャップライス。

細かく刻んだ具材やムラのないぱらっとした炒め具合など、丁寧なお仕事が見え隠れ。
フレッシュでコクをプラスしたまったりと甘酸っぱいデミグラスソースもなかなか特徴的。

こくまろデミグラスソース

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奇をてらはない素朴な味わいは高級洋食店未満、ホームメイド以上。
正に喫茶店ならではのノスタルジックメニュー。

さりげなく微睡みムードを促す言葉添え、ふわっとしなやかな対応でいながらも
サロンの様にカチッとした接客などリピートしたいポイント多数とこういった小さな要点が長年支持され続ける秘訣の様な気がします。
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少し前まではディナーもされていたそうですが、いまは営業時間は16時までですので、ご注意下さい。
オープンから1時間のみモーニングセットの用意もあるそうです。
朝からしっかりしたお食事メニューが頂けるのは個人喫茶店の魅力的なポイントの一つ。
空間もお料理も人を惹きつける長岡天神の名喫茶店でした。

クチコミでの評判

基本情報

店名:カムシン
住所:京都府長岡京市開田4丁目4-6
電話番号:075-954-9507
営業時間:9:00〜16:00
定休日:水曜日
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