2023年12月19日 更新

【京都焼鳥】絶妙火入れで肉汁があふれ出す!定期的に伺いたい隠れ家焼鳥店「せり」

富小路通綾小路の路地奥にある焼鳥店「せり」でディナーなり。定期的に覗きに来たくなった良きお店です。

富小路通綾小路の隠れ家焼鳥店

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またまた我々向きのお店を発見して嬉しくなったある日。お店の名前は「焼鳥 せり」、御店主1人で回しておられる焼鳥屋さんなのですが、これは美味いなあ!と思ったので気合いしっかりめにご紹介。

まずはこのお店に行きつくまでの経緯を。オープンは2021年7月。それからちょこちょこ予約を入れようと電話をするのですが、今考えればワンオペなので電話に出てくれず、オープン前の早い時間も遅い時間もNGでこれはどうしたもんだろうかと調べてみると、お店のHPがあり、そちらからネット予約ができることをようやく発見。が!そちらも変わったシステムで、予約希望日の空き状況なども一切不明。とりあえずメッセを送ると、席が有ればお店から連絡が来る仕組みなのだ。

で、やってきた予約日の18:00。場所は富小路通綾小路下ルにある西向きの路地奥。お隣が元々柳小路にあったイタリアンバル「VINAINO」の移転先でした。(そちらも少々気になっております) で、店内に。
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本日一組目の客としてカウンター席に。カウンターのみ9席というミニマル店ですが、なかなかお洒落な雰囲気の店内。お若いのにちゃんとトークも出来る御店主が、事前情報通りワンオペで回されていました。
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定番の焼鳥メニューがこちら。後程伺ったところに寄りますと、近江軍鶏、それに近江黒鶏を扱っておられて、滋賀瀬田の鶏屋さんから仕入れられている模様。
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で、サイドメニューがこちら。そんなに種類は多くないのですが、ツボを押さえたつい注文したくなりそうなもの多数。これは悩むよな~ということに。
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本日のメニューはこちら。うわ、〆はこれで決定だよね!ということに。まずは一品モノを1つ、焼鳥を3種類ほど、まずは注文。
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突き出しがこれまたお洒落。ミニグラスに入っているのはシャインマスカットの白和え。そのお隣は定番のようで、サツマイモのポテサラなのですが、レーズンとココナッツを練り込んでいて超ウマ。(甘味がポイント)、手前は付け味噌としし唐。いやー、のっけからこれは嬉しい。 私は最近マイブームの「だいやめソーダ」¥570を、相方は芋焼酎お湯割りからゆるゆるとスタートなり。
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で、一品からチョイスした「よだれ鶏」¥580なり。いやー、本格中華風じゃないのですが、低温調理なのか旨味満載。ラー油もおだやかなで程良い辛さで食べやすい一品。この内容でこのお値段は超!良心的~という。
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目の前に炭火の焼き台があるので、ご店主の手元まで丸見え状態。これぐらいのアップ写真が可能な距離でした。炭火の香りがたまらんなあ!と思いつつ、一品目。
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いきなり本日のメーンイベント、「近江軍鶏 もも」。セットでお願いしたので¥450なり。しっかり火入れをしてあるのですが、身のブリブリ弾力がトンデモナイですな。皮はパリッと系ではないのですが、ブリブリで臭みも無く超美味しい一品。うお!これは凄いぜと。塩・タレ等はご店主にお任せ状態。こちらは塩。
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更に「近江軍鶏 むね」もセット価格で¥450なり。いやー、これまた火入れがお上手。噛みしめるとお汁の洪水ですな。
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これぐらいの火入れです。半レアですが、ちゃんと芯まで火が入っていて美味しいのだ。
で、先ほどのよだれ鶏の写真の後ろにも映り込んでいるのですが、味変アイテムが2種スタンバイ。滋賀産だという黄色い一味(ジョロキアとかハバネロか!と思うほどのパンチ力!)、それとレモンの果肉と塩を合わせた塩レモン。この両方とも大大大大好きですな。素晴らしい!
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当日の日本酒は、季節系のこちらの2種がスタンバイ。グラス半合で¥600~というお値段でした。両方とも注文。右手は栃木県の西堀酒造謹製「門外不出 純米ひやおろし もみじボトル」なり。左は岐阜は武内酒造謹製「美濃紅梅 1回火入れ さんまラベル秋酒」なり。
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美味しいので、今日は本腰を入れて鶏を食おう!と、次の串に。「近江黒鶏 はらみ」¥330なり。これはタレ。これまたぐりぐりと非常に良い食感で、お汁の洪水状態。これは値打ちあるよなあ!という感想。
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次に出てくるものが目の前で仕上げられる喜び。炭火から立ち上がる煙、焦げる鶏脂の香りが溜まりません~、ですな。
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焼き上がったのがこちら。「近江黒鶏 皮」¥300なり。かなり肉厚な皮で、しっかり火が入りパリパリな食感とネットリ食感が同時に味わえるのが良いですな。先ほどのレモン塩が超合いました。いやはや、これも皮好き必須の一品。
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「近江軍鶏 ささみ」¥350なり。先ほどの近江軍鶏のムネより繊維の感じが繊細でこれまたジューシーで旨しですなあ。山葵は多分チューブものですがパンチのあるこれまた良いお味なのだ。全然納得。
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さきほどのムネより更にレアな感じでしたが、これもほの温かく、ちゃんと火は入っているのだ。ご店主にめっちゃおいしいですよねえ~!から会話を始め、ほぼ隠し事なく色々と教えてもらう。
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キャベツなどのインターバルが何も出てこないので、一品モノから。「焼きトレビスとブルーチーズ」¥580なり。小ぶりなトレビスを1/8割にしたものを2個、炭火でざっと火入れし、ブルーチーズのかけらをばらばらっと乗せたもの。これがまたイイ感じで酒進みまくりな一品でした。超オススメいたします。
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で、私もお腹が冷えてきたので、焼酎お湯割りにスイッチ。あー、この串は何だったけ、多分「ズリ」で¥230なり。皮が大好きな相方が、これも大好き。塩の乗せ方がお上手なので、ぴしっと味が決まっていて、パンチのある一味が素敵に合うわけで。
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次はつくねで焼く前は平べったい形ですが、どんどん膨らんでくるのが楽しいですな。
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ババーンと登場、「つくね」は¥290なりでタレ焼きです。かなりレアな焼き加減でジューシーでこの上なし。確か肝も食べて、これも旨いわー!と思ったのですが、超レアレアで旨かったです、はい。
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で、〆は当然メニューに書いてあった「アレ」を。(キッチンが綺麗なお店は、ま、間違いはないよなあ、と思いつつ)
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「鶏肉のキーマカレー」¥600なり。これがですねえ・・・
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ヘタなカレー店がぶっとぶスパイスの効き具合。間違いなく、スパイスから合わせて作っているはず。まさかこんなハイレベルなカレーが喰えるとは!と少々驚いた一品でした。可愛らしい量なので、相方と、うまうまうまー!と3分掛からず食べてしまうわけで。いやはや、最後まで大大大大満足でした。

で、実だいやめソーダ2に焼酎お湯割り4、日本酒グラス3と結構呑んでおりまして、それでも¥14000を少々割り込む大大大大納得価格。いやー、酒代が思ったより安いという感想。我が家で焼鳥と言うと、知恩院前のあそこ!を真っ先に思い出すのですが、こちらも定期的に覗きに来たくなった良きお店です。近日再訪確実店。また来ます~。

店舗情報

店名:焼鳥 せり
住所:京都市下京区塗師屋町92-4
営業時間:18:00~22:00
定休日:日曜日+不定休
TEL:075-600-9130
予約:https://yakitoriseri.com
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