2018年11月26日 更新

【2018京都紅葉最新】嵯峨野の古寺!8000体の石仏と紅葉の織り成す絶景スポット☆「化野念仏寺(あだしのねんぶつじ)」

嵯峨野にある嵯峨鳥居本の重要伝統的建造物群保存地区にある古刹。石仏と紅葉の風景が印象的で、こちらも名所。11月24日時点の様子。

嵯峨鳥居本のかつての葬送の地

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右京区、愛宕山へと続くトンネル手前。重要伝統的建造物群保存地区・嵯峨鳥居本にある古いお寺。
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境内には8000体以上の石仏・石塔があり、毎年8月23・24日に灯明をあげて行われる千灯供養が有名。終わりゆく夏の京都の風物詩でもあり。

そして、紅葉の名所としても知られ、他の嵯峨嵐山のお寺に比べ、ちょっと遠隔地でもあるためひっそりとした雰囲気が魅力。
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弘仁2年(811年)、空海が五智山如来寺を建立し、野ざらしになっていた遺骸を埋葬したことに始まると伝えられ、後に法然が念仏道場を開き、念仏寺に。本尊は阿弥陀如来像。
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苔と散紅葉のコントラストもまた見事。さらに石仏も加わり、鄙びた雰囲気がどことなく郷愁をそそるお寺でもあり。こちらは石の阿弥陀三尊 。
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これは新しめですね。虫塚もあります。
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そうかと思うと、ちょっと不思議な今まで見たことないようなテイストの鳥居が境内にあります。
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そして、インド様式のドーム状の仏舎利塔も。若干エキゾチックで独特の雰囲気。
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かつてここは葬送の地で、遺骸を野ざらしにした風葬から、後世土葬に。
明治36年(1903年)頃、散在していた無縁仏を掘り出して集め、8000体以上の石仏を奉ったのが、こちら西院の河原 。
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この周囲には赤や黄色のモミジが配置され、なんとも印象深い光景に。
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ちょっと独特な造りになっていて、石垣で囲まれた西院の河原の入り口には釣鐘が。ここを通って中へ。
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この石仏に灯がともる、夏の千灯供養も有名な光景ですが、この紅葉風景も他のお寺にはない風情。
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わりと土日でも空いてて穴場。ひっそり静かな紅葉スポット。オススメです!

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詳細情報

名称
化野念仏寺(あだしのねんぶつじ)
華西山 東漸院(正式名)
住所
京都市右京区嵯峨鳥居本化野町17
電話番号
075-861-2221
拝観時間
9:00~16:30
拝観料金
大人 500円
中学、高校生 400円
小学生以下(保護者同伴に限る) 無料

※団体料金 30名様以上で大人400円、中学・高校生300円

関連URL
http://www.nenbutsuji.jp/
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