2020年6月28日 更新

【茅の輪くぐり2020】今年後半の無病息災を祈願でき花手水の演出も「紫野 今宮神社」【京都花めぐり】

もうすぐ今年も折り返しということで、夏越の大祓の季節がやってきました。玉の輿神社として知られる今宮神社。今年も茅の輪が設置されていますが、「夏越の花手水」として花手水の演出もされています。

今年は茅の輪と花手水の夏越の大祓

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京都市北区紫野に鎮座する今宮神社は994年に建立、玉の輿神社とも呼ばれ、親しまれています。
今回は夏越の大祓に合わせて、花手水の演出をされていますので、紹介します。

夏越の花手水

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6月中旬より演出されている「夏越の花手水」。
株式会社増盛さんが献花、奉納されているそうです。
昨今の状況において、参拝される方が、少しでも心穏やかに清々しく参拝出来ますようとの願いが込められているそうです。
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タイミング良く、フレッシュな花手水を拝見出来ました。
紫陽花をベースに、テッセン、アガパンサスまで飾られていて、立体的なデザインでした。手水の周り(下部)にも紫陽花が…色合いと言い、なんとも癒される花手水でした。

夏越の大祓~茅の輪くぐり~

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夏越の大祓とは、伊弉諾尊の禊祓を起源とし、6月に行われる祓を夏越の大祓と呼ぶそうです。人形(ひとがた)をもちいて、身についた半年間の穢れを祓い、無病息災を祈るため、茅の輪を三回くぐりながら唱えます。

今宮神社では拝殿の前に茅の輪が設置されていました。
今宮神社の茅の輪くぐりは、左・右・左の順に三度輪をくぐり超え、心で「水無月の夏越しの祓する人は千歳の命延ぶといぐなり」と唱えながらくぐるそうです。
今年の後半も無事に過ごせますように・・・

今宮神社 夏越の大祓 祭典について
2020年6月30日午後3時から
http://www.imamiyajinja.org/sys/news/2020/06/15/881/
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花手水のそばに「茅之小輪」という小さい茅の輪が設置されていました。
子供さんに向けた茅の輪と思われますが、あまり見かけたことがなく、珍しいと思いました。
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本社。大国主命、事代主命、櫛稲田姫命が祀られており、1892年(明治25年)に再建されました。
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さすが玉の輿神社!玉の輿守を授与していただけるようです。
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東門。
新緑に包まれ、神橋の朱色がアクセントになり、京都らしい風景でした。
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今宮神社名物「あぶり餅」。
東門を出て、向かって左側に一和、右手にはかざりやがありますが、今回は「かざりや」へお邪魔しました。
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あぶり餅とは、きな粉をまぶした小さい餅を串で刺し、炙って白みそベースのタレをかけたもの。
炭火で炙られているところです。
暑そうでしたが、手際よく対応されていました。待っている間、香ばしい匂いがして来て、食欲をそそりました。
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冷たいお茶と共にあぶり餅がやってきました♪
甘いタレにほんのりお味噌の味もして、散策の後にはピッタリでした。店頭のベンチに座って食べるもよし、店内でお庭を見ながらゆっくり食べるもよし、私は店内で一服させていただきました。

今回は夏越の大祓に合わせて茅の輪くぐりと花手水の演出をされている今宮神社を紹介しました。
近くに行かれた際は、今年後半の無病息災を祈願されてはいかがでしょうか?

今宮神社 on Youtube

【花手水 京都】 今宮神社 あぶり餅 花手水 茅の輪くぐり  【そうだ京都行こう】

スポット情報

名称:今宮神社
住所京都市北区紫野今宮町21
電話番号::075-491-0082
拝観:境内自由
関連ページ:http://www.imamiyajinja.org/
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