2022年11月4日 更新

【2022京都紅葉】銀杏が見頃!行き場に困ったら季節の草花大体あります「京都御苑」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は上京区、京都の中心に位置する京都御苑。紅葉パトロールとともに季節の花も開花中。

大概の紅葉と季節の草花がそろう京都御苑

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上京区、古都・京都の中心に位置し、そのシンボル的存在でもある「京都御苑」。バスや地下鉄でもアクセスでき、街中にもかかわらず四季折々で自然を満喫できる市民憩いの場。今回は烏丸通り沿いの下立売御門から御苑内へ。ぼちぼち紅葉シーズンということで、パトロールにやってきました。11月2日の様子。
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江戸時代には140もの宮家や公家の邸宅が立ち並んでいた場所。面積約65haの広大な敷地を誇り、いつでも自由に入ることができます。今では散歩やジョギングなど運動に励む人がいたり、公園で遊ぶ子供もいたり、市民憩いの場としても活用されています。私もかつては部活で外周内周とランニングしまくりでした(笑)

で、まずは掲示板に今が見頃の花として、山茶花とツワブキが挙げられ、めぐってみることに。
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山茶花はこちら『閑院宮邸跡』の敷地内のお庭にあるとのこと。
ここ閑院宮邸跡は、伏見宮、桂宮、有栖川宮家と並ぶ江戸時代の四親王家のひとつで、現在の皇統につらなる閑院宮家の旧邸跡。無料で見学できる施設になっています。
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東山天皇の皇子直仁親王を始祖として宝永7年(1710年)に創立。その後、天明の大火(1788年)で焼失し。現在ここにある建物との関係は定かではなく、閑院宮家が東京に移る明治10年まで邸宅として使用。のちに華族会館、裁判所となり、明治16年旧宮内省京都支庁が設置された際、現在の建物に。

建物の中には御所の歴史や皇室ゆかりの品々が展示されているスペースがありますが、今回はお庭だけを見るにとどめて。
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京都御苑の中でも意外と穴場で、静かにお庭を眺めることができます。銀杏はかなり黄金に色づき、カエデも徐々に赤くなりつつあります。
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で、見頃を迎えている山茶花の木。ピンク色の花をつけていました。
尚、ツワブキはここから北上して今出川通りに近い場所に集中して咲いているとのこと。今回は方々歩き疲れて見に行けませんでした(汗)わりと長い期間黄色い花を咲かせていると思いますので、ぜひ行ってみてください!
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そこから、閑院宮邸跡の北門を出てすぐの場所に銀杏の並木道があり、いい具合に緑と黄色のグラデーション。
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さらに、御苑の中心あたりに進みます。

御苑内は大半が常緑樹、主に松が中心に植わっており、秋でも色変えぬ松並木が続いています。
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このあたりは桜の木ですかね。桜は紅葉時期がカエデや銀杏より早く、すでに紅葉もピークから終盤へと差し掛かっています。
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葉はほとんどないのにピンク色の花だけが残る木を見つけました。この時期から咲き始める桜『十月桜』。遠目から見ると、薄ピンク色の牡丹雪が舞っているような、そんな様子にも見えました。
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いいグラデーションの紅葉具合。色のバリエーションとしては、この時期が一番かもしれませんね。
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この日はいいお天気で、ベンチに座り紅葉を愛でながら持参弁当を食べる方や木々の撮影をする方、お散歩を楽しむ方など様々。何より、この広大な敷地なので、どの紅葉スポットより混雑することがなく、さらに市内にある様々な種類の植物がここに集まり、大概の季節の草花を見ることができます。なので、観光する場所に困ったり休憩したい時には、とりあえず御所周辺を散策すれば、まず間違いないでしょう(笑)ご参考に。

詳細情報

名称:京都御苑
場所:京都市上京区京都御苑3
電話:075‐211‐6348
公式サイト:https://kyotogyoen.go.jp/
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