2017年11月27日更新

【大映通り商店街すぐ】ジィジの味をいつまでも・・古心庵（ここあん）名物「壺焼きいも」週１で復活【次回 11/29】

太秦、大映通り近くにあるコミュニティースペース「古心庵（ここあん）」の名物「壺焼きいも」が週1回で復活。今はなき店主・ジィジの味を若い世代が再現、ジィジの味が後世に繋がりました！

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古心庵名物「壺焼きいも」復活！

太秦界隈にお住まいならきっとご存知、大映通り商店街そばの「古心庵（ここあん）」。
2014年オープン、ギャラリーやフリースペースとして、そしてイベントも精力的に開催されていてとても賑わっています。
以前紹介した「太秦・ひょっとこ踊りの会」 https://www.facebook.com/uzumasahyottoko/
もこちらで稽古をされているんですよ。

その古心庵で、2014〜15年の秋から冬にかけて「壺焼きいも」を販売されていたのを知っていますか？
去年はお休みされていたのですがこの程再開。今後週1回ほどのペースで販売されるそうです。

この壺焼き芋は、こちらの店主・米永忠夫さんがはじめられたもの。
ジィジの愛称で沢山の方に親しまれていた方でしたが、今年4月に他界されました。

そのジィジこだわりの壺焼きいもを復活させたいと、若い世代が受け継ぎ再開にこぎつけられました。もちろんジィジの作り方が忠実に再現されていますよ。

復活させようと立ち上がったのは、ジィジのようなおっちゃんかと思いきや、まさかの若いお姉さん達。
こうやって若い世代に引き継がれて、ジィジもきっと喜んでおられるでしょう。
そしてこだわりの壺も渋くて素敵。

京北で取れた鳴門金時が使われているそうですが、何とお姉さん達が栽培されているものだそうです。
お姉さん達が心を込めて作った芋をジィジこだわりの壺で焼くなんて、絶対おいしいに決まってますよね！

壺の底に練炭を置き、湿らせた古新聞にくるみ2時間ほどじっくり焼かれるそう。少し味見をさせてくださったのですが、見た目以上に甘くしっとりでめっちゃ旨で即購入決定！(笑)

大きさはいろいろあるので、見本を参考に好みの大きさを伝え購入します
（こういう目安があるとわかりやすくていいですね）。

壺の中はもちろんですが周りも温かくて、火鉢のように温まりながらお姉さん達としばし談笑。
壺を囲んで話をするなんて、何とものんびりほのぼのでいいですね。

しっとりねっとり、皮までおいしい♪

ホイルを開くと新聞紙で包まれたそのままで、何とも素朴。そして時間を置いてもアツアツ！

遠赤効果でじっくり焼かれた焼き芋は、ホクホクというよりしっとりねっとり系でスイートポテトのよう。
自然な甘味がぎゅっと閉じ込められていて、芋だけの甘さなのにめっちゃおいしい！これぞ冬の定番。
これはきっと子どもから大人まで愛される味でしょう。皮まで柔らかく、ちびっこでもそのままがぶりといただそうなのもありがたいです。

焼き芋の他、園部の柿なども安く販売。柿3つ100円とかめっちゃ安くないですか？
ご近所さんでしょうか、沢山野菜を買って行かれる姿も見受けられました。
もちろん野菜だけの購入もOKですよ。

お店を出る前に記念撮影をお願いしたら、両手に芋で(笑)めっちゃいい笑顔をくださいました！
表情から人の良さがにじみ出ていますよね。
とても快活で楽しいお姉さん方で、楽しいひとときが過ごせました。
その節はありがとうございました。

一度は消えかかったジィジの壺焼きいも、若者の情熱と愛によって素晴らしい形で復活しました。
以前からファンだった方はジィジの味を思い出しながら、知らなかった方も雰囲気を楽しみながらぜひご賞味ください。
みんなの想いが優しい甘さとなって、口にカラダに心に広がりますよ。

帷子ノ辻、「古心庵(ここあん)」さんで稽古。休憩中に壺焼き芋をいただいています！ほくほくでおいしい！ pic.twitter.com/4YzlXVKJp0
— 劇団トポス (@DC_TOPUS) 2014年2月6日

SHOP DATA

住所：京都市右京区太秦桂ケ原町20-15
営業日時：毎週月曜日 12〜18時頃
【次回・11/29（水）12〜18時頃】
アクセス：市バス太秦開町バス停下車徒歩1分／嵐電帷子ノ辻駅下車徒歩約5分

H.P：http://uzumasa.wixsite.com/kokoan
Facebook：https://www.facebook.com/kocoan/）