2023年12月21日 更新

【京都紅葉振り返り】「嵐山 渡月橋」周辺と「祐斎亭」の美しい紅葉

12月も後半に入り、今年も終わりに近づいてきました。夏の厳しい暑さが紅葉に与える影響が心配されていましたが、今年も美しい紅葉が楽しめました。人気の観光地、嵐山の渡月橋周辺と、祐斎亭の休業について、紅葉の景色も振り返りたいと思います。

美しい嵐山の紅葉

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京都市右京区の嵐山は、京都を代表する観光地で、中でも紅葉の時期はたくさんの観光客が訪れます。
渡月橋は嵐山の風景はシンボル的な存在で、四季折々の風景が楽しめます。
渡月橋と付近にある橋や周辺を散策してましたので、振り返りたいと思います。(11月末撮影)
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渡月橋の下手にあり、嵐山公園中之島地区の中州に掛かる、中之島橋から見る風景です。映画のロケ地にも使われる橋だそうです。
橋から見る桂川と嵐山の風景は、川沿いのモミジや嵐山が映り込み、四季折々美しいです。右手には人気の五木茶屋があり、周辺には屋台が出る事もあり、にぎわっていました。
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中之島橋から渡月橋へ向かう途中に真っ赤なモミジが。
海外からの観光客の方々が、熱心に記念撮影されていました。海外の方にとっては、葉が紅く変化するのが珍しく、そして美しいと感じられるようですね。
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渡月小橋からの風景です。中ノ島公園と桂川右岸(南側)の間に架かる短い橋で、停泊しているのは、星のや京都の送迎舟です。舟で宿へ行くなんて、わくわくするでしょうね~。こちらからの風景は、川沿いの紅葉が見事で、正面に見える愛宕山の風景も、山が紅く染まって来ていて綺麗でした。
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渡月橋から見た嵐山です。今年は少しモミジの色付きが遅かったのですが、カラフルな山の色が見事です。
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渡月橋より大堰川沿いを歩きます。
えびす屋さんの人力車が出勤前の点検でしょうか?ズラリと並んでいました。背景のモミジが映えて、京都らしい風景が素敵でした。
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2015年にオープンしたコーヒースタンド、アラビカ京都嵐山です。
「%」のロゴが入ったカップがおしゃれで、本格的なコーヒーがいただけると人気です。
コロナ前と同様の行列が。空いている時にと思いつつ、まだいただけていません(笑)
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嵐山らしい風景の一つ、嵐山と屋形船です。
屋形船は、平安時代に公家の遊びとされていましたが、一般にも親しまれるようになり、現在に至ります。
現在は上流まで1kmを遊覧するコースで、時期によっては1時間の貸し切り遊覧も可能なようです。
川沿いの紅葉と屋形船の秋らしい風景。優雅に乗船するのも、川沿いで船を眺めたり、撮影するのも、嵐山らしい楽しみ方だと思います。

嵐山祐斎亭の休業と今年の紅葉の風景

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嵐山祐斎亭は、平安時代より貴族が別荘地として四季折々の風景を愛でてきた場所で、いにしえの風景と、染色アートを楽しめる場所です。

公式HPの発表によりますと、12月中旬に今年の営業を終え、3月上旬まで、屋根工事の為しばらく休業されるそうです。
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今秋来館した時の、紅葉風景を紹介します。
こちらは川端康成の部屋です。「山の音」を執筆した場所としても知られています。
樹齢が長い立派な枝ぶりのモミジと、光沢のあるテーブルに映り込む風景が見事でした。
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まる窓の部屋に入る手前に、十二単が展示されていました。華やかな十二単と、窓からのぞくモミジが雅やかでした。祐斎亭では、その季節に合わせて展示が変わり、変化を楽しむことが出来ます。
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まる窓の部屋です。祐斎亭の象徴的とも言える景色だと思います。丸窓が存在する施設は他にもありますが、連結している窓は珍しいそうです。
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まる窓から見える紅葉が、今年は例年より紅く染まったそうです。モミジがテーブルに映り込む風景は、息を飲む美しさでした。

今回は嵐山渡月橋周辺の紅葉風景と、嵐山祐斎亭を振り返りました。
祐斎亭の来春の開館が楽しみです。開館、来館については、時期によっては予約制となりますので、詳しくは公式サイトにてご確認ください。

スポット情報

名称:嵐山祐斎亭
所在地:京都市右京区嵯峨亀ノ尾町6
関連ページ:https://yusai.kyoto/
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