2020年4月8日 更新

【京都中華めぐり】花街・上七軒の芸舞妓ご贔屓店!京町家のあっさり京風中華が人気☆広東料理「糸仙」

おおきに~豆はなどす☆今回は上京区、北野天満宮スグの京都五花街の一つ、上七軒の有名広東料理店。京町家であっさりとした京中華が人気で予約でいつもいっぱい。

芸舞妓も御用達の細い路地に佇む京町家のあっさり京中華

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上京区、北野天満宮東側にある京都五花街の一つ、上七軒。五花街の中では一番古い歴史を持ち、この界隈は情緒あふれる街並み。

そんなエリアの、ちょっと細い路地に入った場所にある、一見お茶屋さん風の京町家。以前から週末になると毎度電話予約するも、満席で入店叶わず。で、そんなことがずっと続いていましたが、この日ようやく空きがありやってきました。
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前々から来てみたかったお店。京中華ならここが美味しい!と推す人が結構いたのと、よく雑誌にも紹介されてたので。今回初訪問。花街のお店らしく、軒下には提灯がぶら下がり、上七軒のシンボルマーク「つなぎ団子」がその模様。
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4月1日から全面禁煙になっています。
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店内は、1階がカウンター6席と8名ほどの小上がり、さらに奥と2階にお座敷があり、合わせて40人ほどが利用可能。やはりこちらの建物、もともとお茶屋さんだったようで、カウンター部分を除き当時のまま活用されてるそうです。

元々こちらのご主人は組紐屋さんだったそうですが、四条河原町の名店「芙蓉園」で修行をして
40年ほど前ここにお店をオープン。印象的なのが、はんなりした京都弁の女将さんがお店の司令塔となってテキパキと店員に指示する様。ご主人とも、かなりご年配の様子でしたが、活気にあふれていました。
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店内には芸舞妓のうちわや千社札が飾られ、花街に立地するお店らしい風情。
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そして、メニューがこちら。どれも中華の王道的メニューぞろい。そして1000円以下でリーズナブルです。
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飲み物メニューも。
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まずは瓶ビール。で、最近瓶ビールって中瓶が一般的なところ、大瓶でしかも600円はこれまたリーズナブル。
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コースメニューもあるようですが、今回はアラカルトで。まずは前菜のピータン。
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こちらの人気メニューである焼売。この後すぐ完売になっていました。肉肉しい味わいがビールとよく合います。
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焼豚。ここで気づき始めましたが、わりと一皿のポーションは少なめ。なので、少人数でも種類豊富に料理を楽しめる、というタイプのお店みたいです。
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春巻き。こちらも人気メニュー。こちらで2人前。じつはこの前に1人前注文し、あっという間になくなってしまったので追加した2人前(笑)
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皮は一枚一枚焼いた自家製だそうです。そして、細切りの具材がぎっしり詰まり、何個でも食べたくなる美味しさ。
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かしわの唐揚げ。一枚で揚げて、カットしたタイプ。皮のパリパリ感と肉のジューシー感がクセになる美味しさ。
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青菜炒め。青梗菜と小松菜をミックスされたような。箸休めにちょうどいい一皿。
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こちらも名物の酢豚。どれもそうですが、付け合わせとかなく、シンプルで直球な盛り付け。
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わりと小ぶりにカットされた豚肉をカリッと揚げて、淡泊な色目のあんで絡めてあります。これ、思いの外、パイナップルの風味が効いているんですが、それがとても豚肉に合っていて絶品。
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ここで紹興酒にスイッチ。
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かしわ玉子焼。ざっくりふんわりと炒められた玉子焼きから大きめの鶏肉や玉ねぎが飛び出し、それがあんかけに。ご飯が欲しくなる逸品。
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海老の天ぷらマヨネーズ和え。大ぶりのプリプリ車海老がふわサクの衣をまとい、ちょっと甘めのマヨソースに絡まり絶品。しかもリーズナブルで900円。
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これは2人前のあんかけ焼きそば。
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とにかく自家製の麺が美味しい。細めで、しかもこの具沢山のあんとよく絡んで最高。そういえば、ご主人の修行先だった芙蓉園も自家製麺にこだわったお店でした。
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ピーマンと牛肉の炒め。一般的には豚肉ですが、牛肉ですね。
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味付けはシンプルで和風感もある味わいですが、牛肉の重厚感と他ピーマンや筍、玉ねぎの歯ざわり、それとこの1本1本独立した具材の精巧さ。

今回、他チャーハンも追加して、一人3500円程度。あれこれ注文していろんな種類が楽しめたのがよかったですね。なかなかの人気店ですので、要予約。今回はお店でいただきましたが、テイクアウトもで可能。オススメです!

ヨ~イヤサ~♪

糸仙への口コミ

詳細情報

住所:京都市上京区今出川通七本松西入真盛町729-16
電話番号:075-463-8172
営業時間:17:00~20:30(L.O)
定休日:火曜日
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