大山崎でユニークなプロジェクトがスタート!
面白いのは、その建築を三者三様の建築家が担ったこと。京町家の再生・保存に精力的な魚谷繁礼建築研究所の魚谷繁礼氏、領域横断的な活動を展開するSUNAKI Inc.の木内俊克氏・寺岡波瑠氏・砂山太一氏、そしてアート&テクノロジーの融合に挑むタステンアーキテクツの山口尚之氏。魚谷氏は依頼を受けた当初「純粋に楽しそうだな、というのが第一印象でした」と振り返っています。
三者はそれぞれ、解体寸前だった町家二軒の柱梁を受け継ぎ、Unit.01では自然とAR空間がつながる場所、Unit.02では小さな窓から想像力をひろげる屋根裏のような居場所、Unit.03では居場所が現れては移ろう公園のような空間と、まったく異なる思想を一つの建物に共存させました。
天井を見上げれば、扇のように放射状に組まれた木組みが目を引きます。HESTAのスマートホーム技術やソーラー、サイネージも随所に取り入れられ、「うけつぐ×つどう×くみかえる」を掲げて、これから10年かけて育っていく実験装置です。
一足先に6月1日にオープンした複合施設「B.B.B HOUSE」も見逃せません。就労支援B型カフェ「EFUDE」の看板メニューは、ベーグルと蒸し鶏を合わせた"せいろランチ"。蒸気でじんわり火を通すことで、ベーグルならではの硬さが和らぎ、もちもちとした優しい食感に仕上がるのだそう。
2階の「Vanilabo」では、大山崎の農園で育てた国産バニラビーンズの香りを五感で味わう体験ワークショップを月・金・土曜に開催中で、あの黒い粒々の正体をじっくり学べます。
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