2020年8月28日 更新

【8月末で一旦見納め】世界遺産「金閣寺舎利殿」の工事がはじまります【金閣寺】

京都を代表する観光名所の世界遺産金閣寺。舎利殿金閣が9月1日~12月まで屋根葺き替え工事に入ります。8月末で一旦見納めとなり、代替で大型パネルが立てられます。

8月末で一旦見納め 金閣寺 舎利殿

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金閣寺の正式名称は鹿苑寺と言い、舎利殿金閣が特に有名なため、一般的に金閣寺と呼ばれています。意外と知られていませんが、銀閣寺と共に相国寺の場外塔頭寺院です。
金閣が工事に入るとの事で、金閣寺の初夏、秋、冬を紹介したいと思います。
【重要なお知らせ】 舎利殿(金閣)屋根葺き替え工事について

当寺では、舎利殿(金閣)のこけら屋根葺き替え工事を下記の期間行います。

工事予定期間:令和2年9月1日(火)~12月
(※なお、工事期間は延長になる場合があります。)

期間中は舎利殿周辺に足場を組み、シートで覆うため全貌をご覧頂く事ができません。
代替として鏡湖池畔の踊り場に舎利殿の大型写真パネル(2.4m×3.6m)を設置して対応いたします。
参拝者の皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、予めご了承の上ご参拝くださいますようよろしくお願い申し上げます。
金閣寺公式HPからの情報です。

初夏の風景

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青もみじに囲まれた鐘楼です。
総門を抜けて、舎利殿へ行くまでの間にあります。
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鐘楼を過ぎ、唐門などを過ぎると、舎利殿金閣の登場です。
足利義満が描いた極楽浄土の世界。
あまりにも有名な風景ですね!
この日は綺麗に映り込んでいませんでしたが、逆さ金閣を見るのも楽しみの一つです。
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金閣が面する鏡湖池には、若葉の季節に菖蒲が咲きます。
この時は菖蒲の見頃終盤に拝観したので、金閣裏手に咲いていましたが、見頃には正面に咲くようです。さぞかし華やかでしょうね。
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金閣は三階建てで、三階屋根部分に鳳凰が設置されています。
鳳凰とは中国の伝説上の鳥で、良いことが起こる兆しの吉鳥と言われています。
体の部分部分が色んな動物から出来ているそうですよ。

秋の風景

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数年前の写真です。
真っ赤に染まった紅葉と鐘楼のコラボが素敵でした。
土日限定で鐘楼を打つ事が出来ました。(有料)
現在はコロナウイルス感染拡大防止の影響で休止中のようです。
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晴れた日の真っ赤な紅葉と煌びやか金閣、逆さ金閣。
もっと引いて撮りたかったんですが、周りに観光客の方が多くてこれがやっとでした。

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この周辺も人が多かったですが、金閣をより近くから眺められるので、その美しさを間近で感じることが出来ます。

冬の風景

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京都ファンなら一度は見たい風景だと思います。
日本人として誇れる風景。
京都に雪が降るとニュースで見る風景でもあります。
希少価値を考えると、雪の金閣寺を見れたことはかなりラッキーだったと思います。
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数年前の風景です。
この時は現在よりも降雪量が多く、一日雪が降っていました。
雪が降るとモノクロの風景の中に金閣が浮かび上がるようで、趣があり何とも美しかったです。
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後方からの金閣です。
最近は気温が高いのか?屋根に積もってすぐ溶けてしまう時が多いように思います。
降雪時は金閣寺ライブカメラのアクセスが困難になります。
注目度の高さを物語っていますね!

屋根の工事に入るということで、さらに美しくなった金閣を楽しみにしたいと思います。
舎利殿金閣は8月末までその姿を楽しむこのが出来ますので、立ち寄られてはいかがでしょうか?

スポット情報

名称:金閣寺
住所:京都府京都市北区金閣寺町1
電話番号: 075-461-0013
拝観:9:00~17:00
拝観料:400円
関連ページ:https://www.shokoku-ji.jp/kinkakuji/
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