目次
嵐山で日本画コレクションを楽しむ
魅力1:作品が手に取るように見える92%の高透過ガラス
魅力2:可動式展示で触れられそうなほど近くに作品を感じる
魅力3:知識がなくても興味がわく!“寄り添い”型の展示
こちらのギャラリーは、私の所感でいうと“初心者寄り添い型”。正直、私のように日本画の知識がまるでない人間にも、「え、横山大観と下村観山は仲悪かったの? 横山大観、木村武山も嫌いって、もしかして性格悪い??」と、ものすごくわかりやすいイラスト付きの図解やかみ砕いた説明で、画家に対しての興味を湧かせてくれます。
「こんなものまで残ってるんだー」と感心したのが、小さなミニ屏風に描かれた画家本人の手による自画像。即席に描かれたもののようですが、この小さな絵にそれぞれの画家の個性が現れているようで、「この作品は◯◯さんっぽい」と展示されている作品が誰のものか、心の中で当てて楽しむという一人遊びもできます。
「こんなものまで残ってるんだー」と感心したのが、小さなミニ屏風に描かれた画家本人の手による自画像。即席に描かれたもののようですが、この小さな絵にそれぞれの画家の個性が現れているようで、「この作品は◯◯さんっぽい」と展示されている作品が誰のものか、心の中で当てて楽しむという一人遊びもできます。
魅力4:入館者しか入れない、大堰川一望の絶景カフェ
『福田美術館』の魅力のひとつがロケーションの良さ。大堰川に面し、一面が全面ガラス張りになっています。が、しかし、保津川に面する窓ガラスのサイズには規定があったそう。そのため、さりげなく目隠し模様入り。鏡面の池と保津峡が見える位置は模様の線が少し細くなり、外の景色を垣間見られる仕掛けになっています。
セットドリンクは、エスプレッソ、マキアート、カフェラテ、カプチーノ、ティー、ジュースが選べて充実です。かわいいラテアート付きのカフェラテをチョイス。
魅力5:年パスがわりの「友の会」入会で1年間フリーパス
最後にひとつ、耳寄り情報を。こちらの美術館「友の会」(年会費4000円)に入会すると、いつでも自由に出入りできます。1回の入館料が1300円なので、季節ごとに年4回行けば十分に元が取れます。そして、人出の多いハイシーズンでも、入館しないと入れないカフェでゆったり過ごす優越感も味わえますし、近所に住んでいたら是非とも入会したい特典です。
まずは一度、日本画の魅力に触れに足を運んでみてはいかがでしょうか。
まずは一度、日本画の魅力に触れに足を運んでみてはいかがでしょうか。
『福田美術館』の基本情報
名称:福田美術館
住所:京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3-16
Tel:075-863-0606 Fax:075-863-0607
開館時間:10:00~17:00 ※入館は16:30まで
休館日:火曜(祝日の場合は翌日)、展示替え期間、年末年始
住所:京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3-16
Tel:075-863-0606 Fax:075-863-0607
開館時間:10:00~17:00 ※入館は16:30まで
休館日:火曜(祝日の場合は翌日)、展示替え期間、年末年始
32 件
観光に力を入れた街だけに、外出自粛のあおりをモロに受けて、閑散とした印象ですが、ゆったりとアートに触れ、風光明媚な景色を堪能できる絶好の機会かもしれません。