今回は、そんな老舗の変わらない美味しさを今でも提供し続ける粟(あわ)餅でおなじみ「粟餅所・澤屋」さんをご紹介します。
同じならびには、お豆腐で有名でいつも行列のとようけ茶屋があり、その西側。店構えが老舗の鄙びたいいかんじ♪
粟って、最近では雑穀米の一食材として注目されてますね。特にそれだけを食べるということもあまりありませんが、昔はよく食べたんでしょうね。
引き戸をガラガラっと開けて、カウンターで最初に注文。5、又は3個セットからチョイスで5個に。横でご主人が忙しそうに粟餅を丸めています。店内は古くからよく使い込まれて手入れされた机や椅子が。落ち着く空間です。空いてる席を陣取る。
そして、お茶と一緒に運ばれてきました。もうビジュアルがまるで時代劇の茶店で出てきそうな飾らない雰囲気(笑)もう素朴そのものです。出来立ての粟餅に香ばしいきなこがかかったものと、餡子で丸めたもの。まだほんのり温かく、餅は少し黄色く、米の餅とはちがう甘みと粘り。軽くもあります。けっこうな量なんですが、いつもぺロリと完食(笑)
お茶との相性よく、身体がゆるゆるほっこり。北野天満宮参拝後のお楽しみとして、ぜひオススメですよ~