もみじの名所「今熊野観音寺」
京都市東山区にある「今熊野観音寺」は、弘法大師(空海)による創建と伝わる歴史ある寺院です。朱色の鳥居橋が目印で、古くから紅葉の名所として知られています。
紅葉シーズンは境内の駐車場が閉鎖されていますので、泉涌寺の駐車場をご利用ください。
紅葉シーズンは境内の駐車場が閉鎖されていますので、泉涌寺の駐車場をご利用ください。
今熊野山に佇む今熊野観音寺は、泉涌寺の塔頭の一つであり、西国三十三所第十五番札所としても知られています。京都駅から車で約10分、最寄りの東福寺駅からは徒歩約15分とアクセスしやすい一方、観光地の賑わいから離れた静かな雰囲気が魅力です。
境内は四季折々の自然に包まれ、特に秋の紅葉は見事で、多くの参拝者を魅了します。赤・黄・緑があざやかに混ざり合う11月下旬、まさに見頃の時期に伺いました。
もみじと一体化する茶所
境内にあった未使用の休憩所をリノベーションし、2025年4月に茶所として20年ぶりに開所したのが「閑坐(かんざ)」です。開所直後から話題となり、今回が初めての紅葉シーズンということもあって大きな期待が寄せられていました。
名称の「閑坐」は、禅の言葉「閑坐聴松風(かんざしょうふうをきく)」に由来し、喧騒を離れて静かに心を落ち着かせるという意味が込められています。紅葉シーズンは志納料3,000円(和菓子+抹茶付き)。支払いは現金のみです。
名称の「閑坐」は、禅の言葉「閑坐聴松風(かんざしょうふうをきく)」に由来し、喧騒を離れて静かに心を落ち着かせるという意味が込められています。紅葉シーズンは志納料3,000円(和菓子+抹茶付き)。支払いは現金のみです。
茶所にはカウンター席が4席あり、さらにテラス席も用意。自然と一体化したような空間で、カウンター席からは圧巻の景色が広がります。まさに唯一無二の眺めです。
写真撮影も可能で、設計段階から撮りやすさが配慮されています。iPhoneで撮影しましたが、スマホカメラでもこのように美しく撮れるのがうれしいポイントです。
写真撮影も可能で、設計段階から撮りやすさが配慮されています。iPhoneで撮影しましたが、スマホカメラでもこのように美しく撮れるのがうれしいポイントです。
テラス席では、目の前に広がる燃えるようなもみじを眺めながら、静かに流れる時間を味わえます。まるで紅葉に包み込まれるような感覚です。
紅葉シーズンの営業は午前9時からで、早い時間帯は参拝者も少なく特におすすめです。
紅葉シーズンの営業は午前9時からで、早い時間帯は参拝者も少なく特におすすめです。
丁寧に点てられた抹茶とお団子でひと息つきました。今熊野観音寺らしさを感じさせる、もみじを模した抹茶碗も印象的です。
テラスの一角は水鏡になっており、自然そのものが映し出されます。もみじの色彩に欄干の朱がよく映え、美しいコントラストを楽しめます。
2025年4月に開所したばかりの茶所「閑坐」は、まだまだ穴場の存在。真っ赤なもみじに包まれた静寂の中で、心身ともに整うひとときを過ごすことができます。「閑坐」は紅葉が楽しめる12月7日(予定)まで営業予定です。
今熊野観音寺を参拝されたあと、「閑坐」でゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか。
今熊野観音寺を参拝されたあと、「閑坐」でゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか。
店舗情報
名称:閑坐(かんざ)
住所:京都市東山区泉涌寺山内町32(今熊野観音寺内)
営業時間:10:00頃~16:00(15時45分最終受付)
志納料制(和菓子+抹茶付き):
・大人2,000円、小人1,000円
※紅葉シーズン 9時頃〜 大人3,000円、小人2,000円
https://www.instagram.com/kanza_kannonji
https://www.kannon.jp/
住所:京都市東山区泉涌寺山内町32(今熊野観音寺内)
営業時間:10:00頃~16:00(15時45分最終受付)
志納料制(和菓子+抹茶付き):
・大人2,000円、小人1,000円
※紅葉シーズン 9時頃〜 大人3,000円、小人2,000円
https://www.instagram.com/kanza_kannonji
https://www.kannon.jp/
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