錦市場の名店が年内で閉店へ
中京区、京の台所とも呼ばれる錦市場。
近年は観光地化が進み、屋台村のような店舗も増え、すっかり様変わりしてきました。
そんな錦市場から、またひとつ悲しいニュースが飛び込んできました。
近年は観光地化が進み、屋台村のような店舗も増え、すっかり様変わりしてきました。
そんな錦市場から、またひとつ悲しいニュースが飛び込んできました。
錦市場の柳馬場東にある、練り物とかまぼこの店「丸常蒲鉾店(まるつねかまぼこ)」。
昭和22年創業、80年近くにわたり愛されてきた老舗です。かつて錦市場に数軒あったという練り物と揚げ物の製造販売店も、いまは「丸常蒲鉾店」だけだそうです。
観光客はもちろん、地元の人々、料理旅館や仕出し屋など、幅広く支持されてきました。修学旅行で訪れ、おやつとして食べた記憶があるという方も多いのではないでしょうか。
店頭に閉店を知らせる張り紙などは出ていませんが、2025年12月をもって閉店されことになりました。
昭和22年創業、80年近くにわたり愛されてきた老舗です。かつて錦市場に数軒あったという練り物と揚げ物の製造販売店も、いまは「丸常蒲鉾店」だけだそうです。
観光客はもちろん、地元の人々、料理旅館や仕出し屋など、幅広く支持されてきました。修学旅行で訪れ、おやつとして食べた記憶があるという方も多いのではないでしょうか。
店頭に閉店を知らせる張り紙などは出ていませんが、2025年12月をもって閉店されことになりました。
ただ閉店が決まっても閉店までは日常の風景が続きます。
店頭には、手作りの練り物がずらりと並びます。すり身は石臼であたり、イトヨリダイ、スケトウダラ、ハモ、シログチなどを、商品ごとにブレンド。先代から受け継いだ製法を守り続けているそうです。
定番の練り物から、じゃがバター天、玉ねぎベーコン天といった創作系まで幅広い品ぞろえ。
この時期は、おでんにも粕汁にもぴったりですね。
店頭には、手作りの練り物がずらりと並びます。すり身は石臼であたり、イトヨリダイ、スケトウダラ、ハモ、シログチなどを、商品ごとにブレンド。先代から受け継いだ製法を守り続けているそうです。
定番の練り物から、じゃがバター天、玉ねぎベーコン天といった創作系まで幅広い品ぞろえ。
この時期は、おでんにも粕汁にもぴったりですね。
店頭の一角では、その場で食べることもでき、温め直して提供してくれます。
魚の味がしっかりと感じられる、どこか懐かしい味わい。揚げ物でありながら油っぽさはなく、上質な白身魚と良質な油を使っていることが伝わってきます。
この日は、ひら天も購入。粕汁の具材として使おうと思います。
魚の味がしっかりと感じられる、どこか懐かしい味わい。揚げ物でありながら油っぽさはなく、上質な白身魚と良質な油を使っていることが伝わってきます。
この日は、ひら天も購入。粕汁の具材として使おうと思います。
この日も変わらず、丁寧に練り天を揚げられていました。会話の中では明るく振る舞われていましたが、閉店が決まった今、大将の背中にどこか寂しさを感じました。
中央市場近く、七条七本松にある店舗もあわせて閉店予定とのこと。大丸店は残るとのことですが、レシピが異なるためこれまで続いてきた錦店の味はここで一区切りとなります。
また閉店後の店舗の行方については、まだ未定とのことです。
錦市場で長年愛されてきた一軒が、また幕を下ろすことになり、寂しい気持ちでいっぱいです。
錦市場はインバウンドで混み合っていそうな印象がありますが、土曜日の午前中に伺ったところ、意外にも商店街全体の人出は少なく、スムーズに購入することができました。
閉店まで残り半月ほど。地元の方々は、「最後だから」と身構えず、ぜひいつもの延長で足を運んでみてください。
中央市場近く、七条七本松にある店舗もあわせて閉店予定とのこと。大丸店は残るとのことですが、レシピが異なるためこれまで続いてきた錦店の味はここで一区切りとなります。
また閉店後の店舗の行方については、まだ未定とのことです。
錦市場で長年愛されてきた一軒が、また幕を下ろすことになり、寂しい気持ちでいっぱいです。
錦市場はインバウンドで混み合っていそうな印象がありますが、土曜日の午前中に伺ったところ、意外にも商店街全体の人出は少なく、スムーズに購入することができました。
閉店まで残り半月ほど。地元の方々は、「最後だから」と身構えず、ぜひいつもの延長で足を運んでみてください。
店舗情報
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Kyotopi 編集部
