2024年1月11日 更新

【京都烏丸】大正5年創業、通し営業で便利なほっこりな蕎麦・うどん店「大黒屋 大丸店」

四条烏丸、大丸の高倉駐車場の地下1階にある、蕎麦・うどん屋さん「大黒屋 大丸店」で、ランチなり。

四条烏丸でほっこり且つスピーディにランチ

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大丸京都店の東側隣接にある「大丸高倉駐車場ビル」の地下一階にある蕎麦・うどん屋さん、「大黒屋 大丸店」なり。木屋町通蛸薬師西入ルに1965年創業の本店があったのですが、コロナ渦中に閉店。実質こちらが現在の本店のようです。こちらは2004年開業で既に20年近い歴史があるお店なのだ。店内に。
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間口からの想像以上に奥に向かって広大なお店で、少々びっくりしました。その広大な空間をゆったり使った全40席。開店30分経過で丁度満席で、入り口前にウエイティングが6席ほどあるので、そこで待たせてもらうわけで。大丸に買い物に来たお客さんが、気軽に集えるお店という感じで、静かで品のいい店内。とはいえ、店員さんはフレンドリーな接客で、身構え感は無し。
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ウエイティングの前には、でっかい木彫りの大黒様がお出迎え。で、お客様の回転は良いので10分も待たずに席に案内されるわけで。
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レギュラーメニューはこんな感じ。概ね多くのメニューが、蕎麦・うどんどちらでもチョイスできるようです。ま、大丸なのでお手軽価格では無いのですが、この設えでゆったり蕎麦!、なので全然納得しつつ。
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平日ランチはお得なセット物もあるようですが、今日のセット物はこういう感じでした。
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ランチで注文できる蕎麦前もいくつか揃っているのですが、今回はなし。しかし、メニューの裏面にカロリー表示があるのが面白いですな。軽めにね!ということなので、「きつねうどん」¥990と、「カレーなんば」(蕎麦)¥1200を注文し、「かやくご飯」¥250を2人でシェアしようということに。
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初めに、「かやくご飯」¥250が9分ほどでスピーディに登場。テーブルに立ち上るカレーの香り!
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「カレーなんば」は、とりなんばのカレー版だと思われるのですが、改めてこの「なんばとは何?」なのですが、調べますと、関東圏では「南蛮」と書いて「なんばん」と読み、関西圏では「なんば」と短縮されるようで、16世紀に日本にやってきたポルトガル人が「南蛮人」と呼ばれたことから転じて「南蛮」を外国風料理の意味をあらわす言葉になったようです。
カレーなんばは大阪が発祥で、明治42年にはメニューとして存在していた様で、カレーうどんは東京発祥で明治 37年には存在していた模様。概ね、鶏肉と大ぶりに切ったネギが入ったうどんが「鶏南蛮」、そのカレー版が関西では「カレーなんば」となるわけで。以上、余談満載でお送りしております(汗)

大黒屋のカレーなんばは、概ね自分のイメージするカレーなんばと一致。鶏肉がしっかり、ごろごろごろごろと入っております。(
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カレーうどん大好き男なのですが、たまに蕎麦も食べてみたくなるわけで。温麺なので腰うんぬんを申し述べるのは野暮というものでしょうな。朝から底冷えする冬の日にはこういう温かい麺類が胃の腑に沁みますな。
で、カレーだしが、上品なベースだし(多分、昆布&鰹系)に思った以上しっかりとしたシャープ且つ爽やかな辛味を加えていて、なかなかどうして、これは美味しいなあとカレー好きもニッコリなのだ。
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きつねうどんは¥990と、これまた良いお値段なのですが、甘く炊いた揚げさんは若干小ぶりですが、3枚!という大盤振る舞い。
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うどんは京都風寄りは若干太目のコシ無しふわふわ系。讃岐とは双極にあるタイプなのですが、やっぱり朝から底冷えする冬の日には間違いなく、こちらのほうがお腹に優しい感じ。色が薄い関西出汁もしっかり旨味はノリノリで、ほっこり。
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かやくご飯は、揚げさんと千切り人参、ささがき牛蒡入りというこれまたレギュラーな一品。自家製だと思われる昆布の佃煮、それに大根の壺漬けセットで。お腹も程よい感じになり、さあ大丸の地下に買い出しに行こうか!ということに。
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蕎麦チョコが並んでいるので、確かにメインはうどんではなくて蕎麦店なのでしょう。
以上、ほっこり且つスピーディにランチが完了するので、バタバタしている時はありがたいお店。御馳走様でした。通し営業で便利に使えますし、多分、このようなタイミングでまたお世話になると思います。

店舗情報

店名:大黒屋 大丸店
住所:京都市下京区四条通高倉西入ル立売西町79 大丸京都店
営業時間:11:00~22:00
定休日:休日は大丸に準じる
TEL:075-221-2928
HP:https://daikokuya-kyoto.jp/
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スイカ小太郎。 スイカ小太郎。