織田信長・信忠父子ゆかりの大雲院
大雲院が創建されたのは、天正15年(1587)です。さかのぼること5年前の6月2日の本能寺の変で自害した織田信長と子・信忠の菩提を弔うために正親町天皇の勅命により貞安上人を開山として御池御所(現在の烏丸二条)に建てられました。
寺名は信忠の法名「大雲院殿三品羽林仙巌大居士」にちなんでいます。
寺名は信忠の法名「大雲院殿三品羽林仙巌大居士」にちなんでいます。
その後、豊臣秀吉により寺町四条に移されましたが、近年になり寺周辺が繁華街となったため昭和48年(1973)4月に現在の地に遷されました。
現在大雲院がある場所は、元財閥の大倉喜八郎の別荘があったところです。
現在大雲院がある場所は、元財閥の大倉喜八郎の別荘があったところです。
大雲院の本堂は昭和53年(1978)に再建されたもので、鉄筋コンクリート造りの近代的な雰囲気を持った建物です。
特別拝観では、本堂内に安置された御本尊・阿弥陀如来のほか、毘沙門天・韋駄天、五仙女図・仏涅槃図などは間近で見ることができます。
なんと、御本尊以外は撮影もOKでした!
なんと、御本尊以外は撮影もOKでした!
祇園祭の山鉾を模した祇園閣
境内本堂後ろにある祇園閣は、大倉喜八郎の祇園祭の壮観をいつも披露していたいという願いに従って建てたもので、完成したのは昭和3年(1928)です。
高さ36m、屋根は銅板葺きでその先には鶴が羽を広げた像がある祇園閣は、金閣、銀閣に次ぐ「銅閣」とも通称されています。
高さ36m、屋根は銅板葺きでその先には鶴が羽を広げた像がある祇園閣は、金閣、銀閣に次ぐ「銅閣」とも通称されています。
祇園閣1階正面には阿弥陀如来像が安置されています。
脇の階段へ向かうと、そこからはまさに浄土のような世界。
色鮮やかな仏壁画が閣上まで続いていました。
脇の階段へ向かうと、そこからはまさに浄土のような世界。
色鮮やかな仏壁画が閣上まで続いていました。
壁全体に描かれた壁画は、ところどころに配されている蓮の花を象った照明の優しい光に反射されてとても美しく、まるで異国にいるようでした。
閣上へ出ると、そこからは東山が一望です。
紅葉や木々の間から見える八坂神社の南楼門や大谷祖廟、高台寺の屋根や真っ白の霊山観音。
少しずつ色づいてきた東山に京都市街、南には瓦屋根を見下ろすように建っている八坂の塔も。
お天気が良かったこともあり、東山と青空のコントラストもきれい。
こんな視点から京都東山を見るのは初めてで、とても新鮮でした。
こんな視点から京都東山を見るのは初めてで、とても新鮮でした。
信長・信忠と石川五右衛門の墓所
大雲院墓地には織田信長・信忠のお墓の他に、石川五右衛門のお墓もあります。
石川五右衛門が処刑前に市中引き回しにされたとき、大雲院門前で貞安上人が引導を渡したそうで、その縁でお墓が設けられました。
石川五右衛門が処刑前に市中引き回しにされたとき、大雲院門前で貞安上人が引導を渡したそうで、その縁でお墓が設けられました。
五右衛門のお墓は角が削られて丸くなっていますが、これは盗み癖がある子供のため、親が五右衛門の墓を削ってお守りにしたからだそうです。
普段は入ることのできない大雲院・祇園閣。
おそらく東山エリアを歩く多くの人たちが気になっていたあの山鉾のような建物に入れるのは特別拝観の期間のみです。
美しい景色と貴重な文化財をぜひご覧ください!
おそらく東山エリアを歩く多くの人たちが気になっていたあの山鉾のような建物に入れるのは特別拝観の期間のみです。
美しい景色と貴重な文化財をぜひご覧ください!
大雲院特別拝観について
・住所 京都市東山区祇園町南側594-1
・電話 075-531-5018
・2025年秋の特別拝観期間 12月7日(日)まで
・拝観時間 10:00~16:30(受付終了16:00)
・拝観料 大人1000円/小中高生500円
アクセス
・最寄り駅 京阪「祇園四条」徒歩約15分
・バス 「東山安井」徒歩約5分
・HP https://www.daiunin.or.jp/
・電話 075-531-5018
・2025年秋の特別拝観期間 12月7日(日)まで
・拝観時間 10:00~16:30(受付終了16:00)
・拝観料 大人1000円/小中高生500円
アクセス
・最寄り駅 京阪「祇園四条」徒歩約15分
・バス 「東山安井」徒歩約5分
・HP https://www.daiunin.or.jp/
36 件
















藤花
