2020年9月16日 更新

一度は訪れたい京都岩倉の『実相院』、林修先生もおすすめの”床もみじ”

一度は見てみたい「床みどり」や「床もみじ」。屋内での撮影は禁止されているため、是非ご自分の目でお確かめください。きっと忘れられない思い出になると思います。

一度は見たい『実相院』の床みどり

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天台宗寺門派の門跡寺院で現在は単立寺院、不動明王を本尊としています。狩野派の襖絵や「還暦雛」が飾ってあり見どころがたくさんあるのですが、建物内部の撮影が禁止されているので、ぜひご自分の目で確かめていただきたいなと思います。

「還暦雛」とは季節を問わず飾ることができるお雛様で、還暦の方など周りの人を明るく元気にするようにという願いが込められているそうです。『実相院』は女院御所だからかもしれませんが、真っ赤な着物を着たお雛様はとても美しく華やかでした。
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「こころのお庭」

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東側にある石庭は「こころのお庭」と呼ばれています。比叡の借景と相まって、季節ごとの顔を見せてくれます。
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「床みどり」、「床もみじ」

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私が今回訪れた1番の目的は、林修先生もおすすめされていた「床みどり」を見ることです。床がピカピカに磨き上げられていて、鏡のように青もみじが写っているのです。少し離れたところからしか見ることはできませんが、それでもその美しさがよくわかります。

どれだけ磨かれているのでしょう。本当にキレイで少しの間見入ってしまいました。秋は「床もみじ」、冬は「雪化床」が楽しめますが「雪化床」を見るのは難しいそうで、見られた方が羨ましい!
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この時期はモリアオガエルの卵も見ることができます。初めて見ましたが、カマキリの卵みたいでした。
「床みどり」の美しさだけでなくお庭も素晴らしく、林修先生がおすすめされるのがよくわかりました。心癒される時間となり、本当に行ってよかったです。
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詳細情報

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名称:実装院門跡
住所:京都府京都市左京区岩倉上蔵町121
時間:9:00-17:00
料金:大人500円
HP:http://www.jissoin.com/
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