2022年2月18日 更新

【京都ランチ】カフェ飯と侮る勿れ!熱々ラザニアの高コスパイタリアン「カフェ二ド」

おおきに~豆はなどす☆今回は東山区今熊野にある限りなくイタリアン、ビストロに近いカフェ(笑)パスタを中心にカフェというには本格的すぎるランチが楽しめるお店。

カフェとは思えない本格ビストロメニューも

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東山区今熊野エリア。東大路通からJR線沿いに少し西に入った住宅街。すぐ目の前には線路があり鉄道マニアが喜びそうな新幹線と在来線が両方見えるスポットですが。私もこの時高架橋から行き来する電車を見下ろしていましたが。

そんな場所にあるこちらのお店。住宅を改装した一軒家のお店『cafe nido (カフェ ニド)』。以前から気になっていたお店です。今回初訪問。この近くを散策中のランチでお邪魔しました。
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じつは普段カフェでランチはあまりしない方で、軽食とかはたまにあったりしますが。それは個人的なポリシーと言いますか。なんとなくですがカフェ飯もお店によってかなり料理に差があり、そしてイマイチ明確な料理のジャンルがわからない、という思いがありまして。その型にはまらない感じがカフェ飯ともいうのかもしれませんが、なんとなくいつも専門店びいきにする質でして(汗)

ですが、ある時ネットでランチ店を漁っている時ここを見つけ、カフェと言わずイタリア料理店のカテゴリーで名乗ってもいいのでは?しかもこんなに割安設定で、というまだ来訪もしてない段階からいろいろと思案していたお店で、実際食べてみて確かめたいと思いやってきました(笑)
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店内はカジュアルなウッディー系を基調としたぬくもりを感じる雰囲気。
この季節にはあまり利用することないでしょうが、デッキスペースにはテラス席もあります。まあカフェの雰囲気です。
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奥にはソファーのゆったりくつろげるテーブル席もあります。厨房にはワイングラスが吊り下げられ、さらに冷蔵ケースにはワインが入っていたり。この雰囲気はビストロ調ともいうべきか(笑)
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ランチメニューはパスタを軸に前菜やデザートの有無で3種類。そして肝心のパスタも3種類ある中からチョイスするスタイル。

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ドリンクもこの中からチョイスします。

で、今回は前菜、パスタ、自家製パン、ドリンク、本日のデザートの全網羅Bランチ1500円を注文。パスタは寒い日だったのと、こちらの名物らしいラザニア、ドリンクはエスプレッソをチョイス。
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今回はランチ利用でしたが、夜メニューはこちら。これを見るかぎり、カフェどころじゃないビストロ感のラインナップ。地鶏とトリュフのパテクルートやシュークルート、カスレなど、カフェではおおよそ扱ってないだろーという本格的な料理ばかり。こうなると、カフェの定義って何?という疑問が湧きおこるというか(笑)
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で、前菜の京の地野菜のたっぷりプレート。もうイタリアンランチのようなアンティパスト感(笑)お皿左にはグリーンサラダ、レバーパテ、オムレツ、キャロットラペ、エスカベッシュ、クスクス、ピクルス各種と盛りだくさん。そして、添えられた自家製パン。

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しかも、どれも手が込んでいます。パテにはピンクペッパーが乗っていたり、キャロットラペもクミンシードが効いていたり、クスクス状のものにはブラックオリーブが散りばめられていたり。かなり本格的。エスカベッシュは鯖のような、ちょっと濃厚な感じ。
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パンは大判フォカッチャをカットしたような、さっくりとした軽さのもの。
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そして名物のラザニア。グツグツとしてました。熱々状態。しっかりな焼き目と、ここでもフレッシュパセリがあしらわれていてレストラン仕様というか。中にはカフェなら乾燥パセリ使う店もあると思いますが。
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スプーンを入れるとレンズが曇るほどの湯気が発生しつつ、一口大になるようにラザニアを切ります。ちゃんと一反木綿状のラザニア使用。それが3~4層くらいになってます。わりとあっさりとしたトマトソースにゴロゴロ気味の豚肉。おそらく均一にミンチ化せずお店でカットしたようなそんな肉感。そして濃厚チーズと若干ベシャメルも入ってるのか否か。トマトソースのトマト感がピッツェリアのような味わいを感じました。ケチャップとかで誤魔化してないような本物感というか。
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最後デザートとエスプレッソ。
ここで一気にカフェ寄りになったというか(笑)デザートは奥様の担当のようで、シフォンケーキにクリームと甘夏がサンド状に。これが何気に絶品で、くちどけよく甘夏のフレッシュな酸味がとてもいい一皿。もしかしたらイタリア料理店のドルチェより個人的にはこっちの方がホームメイド的で好みというか。やはり、最後のこの一皿と組み合わせた自由度がカフェということなのか(笑)エスプレッソは比較的さらりとしたあっさりとしたタイプで、このシフォンケーキによく合いました。それにしても、これだけ食べてトータル1500円はお値打ちすぎ。

最後会計の時の印象として、わりと控えめな雰囲気の御主人だったので、控えめにお店を“カフェ”カテゴリーにされたのかな、と。これなら“イタリアン”や“ビストロ”でもいけそうなのに、と個人的に思うわけですが。まあこれを教訓として、カフェと侮ることなかれ、ということでしょうかね。今後はそんな控えめながら実はすごい料理提供する、みたいな穴場カフェもリサーチしていきたいと思います(笑)

ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

名称:cafe nido (カフェ ニド)
場所:京都市東山区今熊野池田町8−15
電話:075‐525‐3319
営業時間:11:30〜14:30、18:00〜21:00
定休日:日曜日
関連サイト:https://www.facebook.com/profile.php?id=100057676020544
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