2018年9月27日 更新

【京都建物探訪】圧巻の存在感!スペイン建築を思わせる独創的意匠☆「京都府立堂本印象美術館」

衣笠、立命館大学の向かいにある美術館。大正から昭和にかけて活躍した、京都画壇を代表する日本画家・堂本印象の美術館。行ってきました。

西洋文化のテイストが色濃く残る堂本印象美術館

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衣笠、立命館大学前にある、圧倒的存在感を放つ建物。誰もが前を通ると視線を奪われる独創的な意匠。

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京都画壇の代表的画家。近代日本画家の大家、堂本印象(1891年?1975年)。絵画、彫刻、スケッチなどを含め、生涯で数多くの作品を残し、作品約2100点を所蔵。

つい最近参拝した大岩神社の鳥居が堂本印象作品であったことが、個人的には記憶に新しく、同じようなテイストをこの美術館でも感じることができるかとやってきました。
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同時開催で、立命館大学の学生の作品がお庭にも展示。こちらは無料で見学できます。
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こんな具合にお庭の小路沿いに作品が飾られ、自然の中でアートに触れられる展示様式。
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美術館内にはちょっとした軽食スペースもあり。
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今年3月にリニューアルされて、外観のデザイン自体は変わっていませんが、外壁の塗装を変えられたようで、以前より明るい雰囲気に。白亜の中にピンポイントで黄色く彩られ、それが目立ちます。
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とにかく、立体の独創的デザイン。一体何がモチーフになっているんでしょうね。若干、岡本太郎の作品を想像してしまうのですが。
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美術館のエントランスにあるポーチ柱にも、意匠を凝らし、これだけでも圧倒的存在感。
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館内も独特の内装。スペイン建築のテイストを感じます。

1952年に印象は、イタリア、西ドイツ、スペイン、フランス、スイスなどを約6か月間遊学した経験が、こんなところに影響を与えてるのかも。
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これ以外にも、館内撮影禁止箇所にステンドグラスがありましたが、日本画家にはあまりない、鮮やかな配色やデザイン。
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まるで、日本の美術館じゃないような、ヨーロッパにでも行ったような、そんな明るくて自由で独創的な空気感が建物から感じられます。

建物だけでも、一見の価値あり。ぜひ、建物の持つパワーを感じてください。

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