2018年3月2日 更新

知る人ぞ知る昭和レトロな器が並ぶ京陶器店!掘り出し物も数多くあり〼陶器店「ハセガワ」【京都食器めぐり】

よく通う陶器屋さんです。夷川通り沿いにある京陶器店。所狭しと並ぶ陶器類はどれもが温かみあるリアル昭和レトロな雰囲気。急須を求めて行ってきました。

店内には掘り出し物の陶器たちが

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これまで何度かこちらで食器を購入してます。夷川通り沿いにあるお店。
夷川通りというと、家具屋さんや建具商が集中して立ち並ぶ通りとしても知られていますが、京陶器のお店もあります。
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以前たまたまご飯茶碗を探しているときに通りかかり、100均価格なのに味わい深い絵柄とレトロな昭和風の作柄に惹かれ、購入したのが始まり。店先にこんな具合に無造作に置かれているんですが。

そして、店番してるおばちゃんがとてもまったりと和む雰囲気で、食器についてのアドバイスもしてくれて。バリアフリーな敷居のなさで(笑)
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そして、さらに店内にも所狭しとぎっしりいろんな柄のお茶碗が並んでます。まあ、間違いなく言えることは「今どき」の洒落たお茶碗ではないことは確か。そして、作家さんがつくりました~的なものではないことも。

昔から脈々と名もなき職人さんがつくってきた日常使いのお茶碗。
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とにかく種類豊富。刺身用のお皿や小鉢、土鍋や大鉢、湯呑み茶碗など。
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今回は急須を求めてやってきました。一口に急須といっても、サイズ、形、用途まちまちのものが並んでいます。あーこのタイプ、昔うちの祖母が使ってたな、という懐かしいやつもあり。
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ご飯茶碗で蓋付きなんて超ひさびさに見ました(笑)そうそう、昔はこんなやつでした。
恐らく、昭和の商品をそのままずーっと変わらずに置いてる、そんな感じなのでしょう。時代に合わせて、形や絵柄を刷新した感がまったくないというか。
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茶わん蒸し用の器もかなり種類豊富。最近では茶わん蒸し自体、家でつくる家庭も減ったと思いますが。

小鉢も絵柄、つくりがホントに丁寧に施され、昭和のものづくりの完成度の高さを、こんな日常使いの陶器からも感じたり。飲食店の方も買いに来られたりするそうです。
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で、けっきょくこの急須を購入。
昔懐かしい水玉柄で探していて、籐の取っ手のついたやつは他のお店でもあったんですが、一体型のヤツをここで発見して即買い。

ある意味、最近売ってる陶器になれてる人にとっては見るもの全てが新鮮に映り、昭和レトロという印象を持たれるかも。ここに珍列されてる食器から、昔の食卓が豊かであったことも垣間見えたり。

意外と外国人観光客の方も買いに来られてました。骨董とまではいかずとも、懐かしい雰囲気の食器たちであふれていますよ。

京陶器ハセガワ への口コミ

何年ぶりやろー。 京陶器ハセガワで戦前の食器を物色中♡

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詳細情報

住所:京都市中京区間之町通夷川角楠町590
電話: 075-231-0503
営業時間:9時~18時
定休日:不定休
関連サイト:http://potteryhasegawa.blog133.fc2.com/
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