2018年6月30日 更新

【京都苔名所探訪】梅雨明け前に名庭・新緑の市松模様苔必見!日本最古にして最大級の伽藍☆「東福寺」

京都屈指の紅葉や青もみじの名所として知られる東福寺。臨済宗東福寺派大本山の禅寺だが、境内にある本坊庭園もまた東福寺のシンボル的造園美。とくに苔マニアの間では有名な市松模様の苔は必見。

ウエットな梅雨時必見!市松模様の苔広がる本坊庭園

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東福寺。紅葉や青もみじの名所として、これまで何度かご紹介しています。特に、この東福寺に向かう途中にある臥雲橋。
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木造の橋の上から見る、新緑の海。彼方にはぽっかりと浮かぶ通天橋。これが紅葉シーズンだと、赤い海が広がる絶景スポット。
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この日はパラパラと小雨交じり。この後大雨になったわけですが(汗)いえ、今回は雨を狙ってやってきました。
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三門。
応永32年(1425年)に足利義持が再建し、現存する禅寺の三門としては日本最古。上層に釈迦如来と十六羅漢を安置する折衷様の五間三戸二重門。

「五間三戸」とは正面の柱間が5つ、うち中央3間が通路になっているという意味。「二重門」は2階建ての門だが、「楼門」と違い、1階と2階の境目にも軒の出を作ったものを意味し、他の三門にはない独特の様式。見応えがあります。
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本堂と開山堂を結ぶ、長い通天橋。この先におなじみの新緑絶景スポットが広がるわけですが。
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今回は本坊へ。方丈にある「八相の庭」の拝観を目的として。

こちらに市松模様の苔の庭があり、苔マニアの間では有名なスポット。苔をより美しく撮影しようと、あえてウエットな梅雨時を狙ってやってきたというわけ。
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入り口で拝観料を納めて。
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方丈の中には東西南北にそれぞれ庭園「八相の庭」があります。「蓬莱(ほうらい)」「方丈」「瀛洲(えいじゅう)」「壺梁(こりょう)」「八海」「五山」「井田市松」「北斗七星」が四庭に配置。

比較的新しい作庭で、作庭家・重森三玲により昭和14年に完成。こちらは東庭に浮かぶ、「北斗七星」。とてもモダンな雰囲気の枯山水。
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方丈内では一番広い南庭。そのうちの「蓬莱(ほうらい)」「瀛洲(えいじゅう)」「壺梁(こりょう)」
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さらに正面から。「八海」の砂紋が広がります。
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小高い苔の小さな丘「五山」と手前「方丈」。それが、この南庭で小宇宙を形成。
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西庭。大市松模様「井田の庭」。

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人工的に丹精に刈り込まれたサツキがとても印象的。もう散ってしまいましたが、春には花のピンクと葉の緑が日々変わるグラデーションを形成。
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崖にせり出すような形で設えられた通天台。ちょっとした小さな展望台のような。
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その名の通り、深い新緑の中に通天橋、さらには臥雲橋が彼方に見えます。ある意味、二つの橋を同時に見れる絶好のロケーション。
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一番のお目当て。小さな市松模様の苔の庭園。
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石と苔が織り成す造形美。さらにこの苔のモッコリとした立体美も際立ち、苔好きにはたまらない作庭。
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今は新緑シーズンで、背景も鬱蒼としてますが、紅葉シーズンには赤や黄も加わり、さらに華やかな世界観をかもしているみたいです。今度は秋にぜひ拝観したい!
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これから夏に向け、坐禅とセットでこんな講座も予定されています。8月はどこの禅寺もお盆期間でこういった行事もお休みされてたりしますが。
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さらに通常の日曜坐禅会も、この日程で行われる予定。
ちょうど夏休み期間中。ご家族で坐禅会参加というのも、京都ならではな体験と言えるかもしれませんね。

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詳細情報

住所:京都府京都市東山区本町15丁目
電話番号:075-561-0087
拝観時間:9:00~16:00 (4月~10月末)
     8:30~16:00 (11月~12月初旬)
     9:00~15:30 (12月初旬~3月末)
拝観料: 大人  400円
     大学生 400円 
     高校生 400円 
     中学生 300円 
     小人  300円
    (通天橋、本坊庭園)
関連URL:http://www.tofukuji.jp/

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