数年前オープンして間もない頃一度ランチでうかがいました。その頃は20年位前から京都イタリアンをけん引されていた方が雇われシェフとして厨房に立たれていました。今は別の方に代わられたようで、料理もその頃とは全く別物。
今回は、町家リノベーションの落ち着いた雰囲気のイタリアン「クッチーナイタリアーナ東洞」をご紹介します。
エントランスからはイタリアンの店って、ちょっとわかりづらいです(笑)町家カフェかな?て雰囲気。中に入るとお正月らしいインテリア。こちら、築100年以上の町家をリノベーションで2階建て。1階は大きなカウンター席。そして、今回は2階のテーブル席へ。
そして、予約の時に伝えていたコースのメニュー。どれも人数分に分けてくれるということで、いろいろ食べたいのでそれぞれちがうメニューを注文。
まずは、泡を注文してアミューズ。玉ねぎのキッシュ。自然な玉ねぎの甘みがハンパない。
前菜① 舞鶴産真サバとナス黒ニンニクのピュレ。脂がのったサバにこの黒ニンニクの甘さがいい!
前菜② フォアグラとオレンジモスタルダを包んだ鴨のポルタフォーリオ。すでに赤ワインにチェンジ(笑)
メイン① 鮮魚とホタテのオーブン焼きゴボウのピュレと生姜風味のじゃが芋ソース。すいません、鮮魚なんだったか忘れました(笑)全てやさしい素材を活かした味わいの中、ゴボウの土味がアクセント。
メイン② 牛ランプ肉のビスカッテ シチリア産サーレグロッソとライム添え。サーレグロッソは天然海塩。赤身肉の旨みを引き出し、ライムが面白い風味をプラス。
パスタ① オレキエッテ(耳たぶ型自家製ショートパスタ)海老とカラスミのアーリオ・オーリオ。海老の甲殻エキス濃厚でパスタのツルンと滑らかな食感がいい。
自家製サルシッチャをのせたリングイネポモドーロ。サルシッチャはソーセージ。それほどクセあるかんじなく、スパイスも控えめ。かつジューシー。
最後デザートは香ばしく焙煎したナッツのアイスを挟んだシュー。そして、エスプレッソで終了。
今回2人でうかがいましたが、一皿これで半人分と思うとけっこうなボリューム。そして、2人分のバリエーションが楽しめるのは素晴らしい!3人だったら3人分のバリエーション??これは人気あるのわかりますわ~大食漢の私でも満腹。しかもクオリティの高さは言うまでもなく。いいお店です(笑)
ごちそうさまでした!