2021年8月30日 更新

【京都ぶらり】住宅街に濠跡も残る京都府南部最大級の前方後円墳「二子塚古墳」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は京都府宇治市五ヶ庄にある史跡。府下南部最大級を誇る前方後円墳跡。

濠跡もある住宅街の古墳公園

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京都府宇治市五ヶ庄。京阪宇治線の西側に位置する住宅街。周辺にはお茶処・宇治らしく茶畑も広がるような場所。
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そんな場所にひっそりとある古墳公園『二子塚古墳公園』。
「二子塚古墳」の名称で知られる古墳は、ここ宇治以外にも全国にいくつかあり、それらと区別するため「五ヶ庄二子塚古墳」と称されることもあるとか。

6世紀代における京都府下最大の前方後円墳で、現在では公園として地域住民により保全されている様子。
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公園入ってスグの場所に池というか沼のような水面が広がり、その先に鬱蒼とした森。かつて周囲にあった二重の濠と外堤跡だそうです。鬱蒼とした森に見える場所がその前方後円墳。全長約112m。宇治古墳群の中では最初に築造された前方後円墳と言われています。
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濠のまわりには遊歩道があり、ちょうどサルスベリの鮮やかなピンク色が真夏の青空にも映えます。
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京都府下南部最大級の前方後円墳ということで、意外と広いです。それにしても、今回初訪ですが、住宅街にこんな巨大な古墳公園があったとは、今まで知りませんでした。

これまでの発掘調査では、墳丘は葺石で覆われ、周囲に二重の濠と外堤を備え、墳丘と外堤には埴輪列が巡っていたとか。後円部では、礫を充填した巨大な横穴式石室の基礎遺構も見つかっています。
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東屋やベンチもあります。
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すると、竹林覆う場所に。
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その先に、こんな柵と案内板が設けられたスペース。
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そして、ここが礫を充填した巨大な横穴式石室の基礎遺構。昭和62年(1987年)の発掘調査で見つかったそうです。大正時代の開発で口縁部と石室が大きく破壊されたため、詳しい様子はわかっていませんが、東西18m、南北9m、深さ4.3mの巨大な穴に、約30cm前後の石を一層ずつ積み重ねたものだったそうです。復元された石室の大きさも、京都府下では最大級だったそうです。
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普段何気なく歩く身近な街や住宅街に潜む鬱蒼とした場所には、意外と古墳や史跡があったりするもんなんですね。ちょっと面白い発見でした。

詳細情報

名称:二子塚古墳
場所:京都府宇治市五ケ庄大林50
電話:0774‐22‐3141
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