2023年7月23日 更新

【京都朝食】四条烏丸に間借りオープン!名物『かす九条ねぎうどん』必食「朝うどん」

おおきに~豆はなどす☆今回は中京区四条烏丸、大丸百貨店裏の路地にある、5月に間借りオープンした朝営業のうどん店。

四条烏丸に間借りオープンの朝うどん店

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中京区四条烏丸の大丸百貨店東洞院前の細い路地。この日は祇園祭後祭の山鉾を朝の涼しいうちに見学しようとやってきて、朝食も外ですませようと。
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つい最近、朝うどんを提供するお店がオープンしたことをSNSで知り、やってきました。店名もド直球で『朝うどん』みたいです(笑)この場所ならつい最近も通りかかったのに、看板に気づかなかったな、と。
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それもそのはずというか。
こちらは2023年1月にオープンしたボロネーゼパスタ専門店「BIGOLI KYOTO(ビゴリ)」。その店舗を朝の時間帯のみ間借りして、5月にオープンされた朝営業のみのうどん店で朝7時から営業されています。朝しか看板やのれんが出てなかったのか。
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店内は厨房が見えるカウンターで先に注文をし、会計を済ませセルフで運ぶスタイル。というのも、御主人がワンオペで営業されていてご協力ください、と。ちょっと驚きなのが、会計すらセルフになっています(笑)

店内は壁側にテーブル席、さらにスタンドテーブルもあります。この時は外国人観光客の利用が多く、後で御主人に聞くと海外の情報番組でお店が紹介されたそうで、以来外国人観光客比率高めなんだとか。
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間借りされているので、昼営業以降のイタリアンの雰囲気そのままです。
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上からぶら下がって乾燥されているのも、うどんではなくパスタですかね(笑)
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もともと、うどん店を開店させたかった御主人。開業資金があまりなかったため、間借りして営業にこぎつけられたそうです。
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メニューはシンプルにうどんのみ。大阪出身の御主人のようで、一押しは『かす九条ねぎうどん』590円。暑い時期でも冷やし系より温うどんのほうが人気とか。他、九条ねぎ、温玉、はいから天かす入り朝うどん480円も人気とか。他、映え感もある京都九条ねぎうどんなんてのもあります。

今回は一押しのかす九条ねぎうどんを注文。
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薬味類はカウンターにあり、ここで好みのものを入れます。七味、京山椒などあり、京山椒を添加。
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で、再びかす九条ねぎうどん。
『かす』は天かすと混同されがちですが、牛の腸の脂かすのことで、大阪ではわりと有名ですね。京都でかすうどんを提供するお店は少ないですかね。そして天かすは昔懐かしい呼称で『はいから』として区別されています。
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まずはお出汁。本醸造しょうゆとみりん使用のかえしに、4種類の魚節でとった白だしで割った、正統派の関西だし。見た目にも薄く、やわらかい丸みのある味わいです。
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うどんは細麺のやわやわの京うどん。出汁と相まって上品な見た目と、暑い季節にはスルスルと食べられ、コシのないやわらかさが、朝食べるのにちょうどいい優しい味わい。
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私もかすうどんに精通してるわけではありませんが、脂かすはじっくり揚げて余分な脂を落とした状態のものを使用されていますが、さらに提供する時にバーナーで炙って香ばしさを出されています。なので、見た目以上にあっさりしつつも、カリカリとした香ばしい食感がアクセントになっています。うす味の出汁が脂かすを引き立てるような、そんな印象。
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九条ネギも京都のうどんらしい青みを演出。京山椒が意外といい痺れを加え、出汁もたっぷり飲み干し、完食完汁ゴチ!

最近、暑さもあり冷たい麺類をいただくこと多かったのですが、朝から熱々のうどんも鈍った胃腸に刺激になってちょうどいい朝食でした。立地的にも利便性よく、この後続々と客が押し寄せ、御主人一人でさばけるのかな?という人気ぶりでした(笑)朝の忙しい時に、ささっと食べられるのもいいですね。ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

名称:朝うどん
場所:京都市中京区阪東屋町664−7
営業時間:7:00~9:50(完売まで)
定休日:不定休
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