「ベジテジや」「勝牛」「NICK STOCK」など多くの人気ブランドを運営する株式会社ゴリップ。そのゴリップが新店『Hamburg Conel(ハンバーグ コネル」)』を立ち上げました。場所は、四条木屋町の交差点を北に50mほどの場所。喫茶ソワレやイマージアムビルの川をはさんで向かいあたりです。
近辺は居酒屋や立ち飲みなどが多くてガヤガヤした雰囲気ですが、店の中に一歩足を踏み入れると静かで高級感溢れるインテリア。
席について「初めて」といえば、料理の注文の仕方を教えてもらえます。
組み合わせ次第で何パターンもの味が楽しめるスタイル。
●メインのハンバーグのパテ3種類
1 プレーン
2 とろとろ軟骨入り
3 モッツアレラチーズ入り
●ソース6種類(定番3種)
1 デミグラス
2 柚子胡椒
3 クリームマスタード
(ゴージャス3種)
4 生ウニ&クリームソース
5 フォアグラソテー&クリームマスタードソース
6 オマール海老のビスクソース
ゴージャスの3種類はソースというよりも具がプラスされている感じで、オプション料金が必要になってきます。単品のハンバーグが1680円〜。パンまたはライス200円を追加して1880円あたりが一番ミニマムの料金では? コースの場合、本日のスープ、パンorライス、前菜(単品注文だと780円〜980円)、デザート、ドリンクまでついてくるし、パテの違いによる追加料金などもないのでお得だし、わかりやすいです。
2人ともコースを選択。
ハンバーグのチョイスは、
●パテ(モッツアレラチーズ入り)+ソース(クリームマスタード)+0円半熟たまご
●パテ(プレーン)+ソース(フォアグラソテー&クリームマスタードソース)
クリームマスタードのソースは一番人気とのこと。フォアグラとの味の相性よさも想像できますね!
フレンチのように、一皿ずつ運ばれてくるコース。まず、前菜は、「鴨生ハムといちご、マスカルポーネのカプレーゼ」をチョイス。いちご、生ハム、マスカルポーネと揃ったら、選んでしまいますよね…。ひんやりとしたいちごの舌触り、すっきりとした酸味が生ハムやマスカルポーネのアクセントになっていて美味。
本日のスープは旬の野菜を使ったもの。この日は、じゃがいものポタージュ。
ベーカリーから取り寄せたパンは、オーブンで温められてふんわり。珍しい赤色のパンはビーツ入り。ソースをつけて食べてもいいですが、パン単体でもおいしいです。
さて、メインのハンバーグです。
わたしが選んだのは、プレーンなパテに、フォアグラソテー&クリームマスタードソースのパターン。そういえば、これまでの人生、豚肉だけのハンバーグは食べたことがありません。
でも、お好み焼きや粕汁などさまざまな料理で使う豚肉は、脂があっさりとしたイメージ。
個体(飼料や育てられ方)によって、味に違いが出やすい豚ですが、ここで使われている豚肉は、京丹波の高原でのびやかに育てられている豚。やわらかくとても上品な味わいです。
濃厚なクリームマスタードとフォアグラのソテーを寛容にうけとめます。
いい。豚肉100%のハンバーグいい。
柚子胡椒ソースも気になるので、次は柚子胡椒味も試してみたいなぁ・・・。と、もう次来ることを考えてしまいました。
飲み物は、ワインで。
こちらの赤ワインのセレクトはぶどうの品種縛り!
フランスはもとより、オーストラリア、チリ、アルゼンチンなど各国が、ぶどうの品種「ピノ・ノワール」を使って造ったワインばかりがセレクトされています。
なんでもピノ・ノワールが豚100%のハンバーグにいちばん合うそう。
ジュースもピノ・ノワール。「ワイン品種で作ったぶどうジュース 赤」450円。普段の外食でジュースを注文することは滅多にないのですが、これは美味です。オススメ。
お腹いっぱいになることを見越して、締めのスイーツは、ジェラートをチョイス。いちごのジェラートはコンフィチュールを使われているっぽいですね。
ポットで提供される紅茶でコースを締めます。
ハンバーグを食べに来たというよりもフレンチに来た満足感。
デートに、「ハンバーグ食べに行こう」と誘われて、連れて行かれたお店がこのお店だったら、かなりサプライズかも。決めデートの店としても押さえておきたいお店です。
店名:Hamburg Conel(ハンバーグ コネル)
電話:050-5868-6835
住所:京都市中京区鍋屋町223(四条木屋町上がる50m)
営業時間:LUNCH 11〜15時(LO30分前)、DINNER 17〜22時(LO30分前)
アクセス:京阪電車「祇園四条」駅から徒歩2分、阪急「京都河原町」駅から徒歩1分
関連ページ:
https://www.instagram.com/hamburg_conel/