平家物語にも登場する尼寺「寂光院」には、後白河法皇に歌で詠まれた名木 みぎわの桜があります。散った桜が池一面に満開となっている、静かながらも風情ある様子が思い浮かびます。
京都の隠れ里 大原は、平安の時代から都人たちが、静寂の癒やしを求め訪れた場所です。桜と菜の花が同時に楽しめる、京都市内でありながら、とても長閑なエリアです。のんびりお花見を楽しみたい方は、朝からのお出かけがオススメ♪
京都市左京区内といえでも、比叡山よりも高緯度にある京都大原三千院。街中より気温もぐっと低くなり、桜の開花も遅めです。京都市内の満開を見逃してしまった人は、大原散策はいかがでしょうか?参道には大原の自然で育った有機野菜たっぷりのごはん屋さんや、新しくできたオシャレなお店もあり、グルメ旅にもオススメです。
市内の北西部に位置する高雄エリア。高雄(尾)山の神護寺、槇尾山の西明寺、栂尾山の高山寺の3つの「尾」があることから、「三尾」とも呼ばれています。日本最古の漫画と言われる、「鳥獣人物戯画」が生まれた里としても知られていますね。
名観光シーズンになると大勢の観光客が押し寄せ、混雑する嵐山。ですが美しい時期に訪れたいと思うのはみな同じです。ならば少し工夫して、効率よくゆったり巡ってみませんか?早朝見学や、自然豊かでゆったりできるスポットをご紹介します。
京都市内の北西部に位置する、山あいの観光地「高雄エリア」。山あいというと、少し遠いような感じも受けますが、京都駅から1時間以内でアクセスできます。北山杉の美しい林を背景に、もみじ、桜、ツヅジなど自然があふれる山里の町、高雄。春こそ訪れてほしい、高雄のオススメスポットをご紹介します。
山深い場所に位置する京北町。町の面積の約90%が森という、森林に囲まれている地域です。
そんな京北にも桜の名所が点在していて「京北桜100選」というスポットがあるほど。山間部ならではの、雄大な自然とのコントラストが見事です。
まだまだ隠れ桜スポットの多い京北町。樹齢300年を数える名物桜や、皇室ゆかりの桜など見どころはたくさん。また桜だけでなく、道の駅は地元の名産品が揃います。ぜひ朝からお出かけしてみてください!
ゆったりお花見をしたい人は間違いなく「京北」がオススメ!地元の人が愛する桜スポットをご紹介します。また明智光秀ゆかりの周山城址は、春のトレイルにぴったり。
こだわりグルメと一緒にぜひお楽しみください。