西陣の住宅街にある不思議な鬼伝説残る史跡
かつてこの場所には宴松原と呼ばれる、内裏を建て替える際の代替地として用意された松林の空地だった場所。またその名称から饗宴が催された場所であったと考えられています。
仁和3年(887年)の丑の刻、男女がここで過ごす途中、そのうち女性の手足が転がり落ち鬼に殺されたという説話が『日本三代実録』『今昔物語集』等に記され、さらに『大鏡』において藤原道隆が弟・道長との肝試しとしてこのあたりを通ると、松林から声が聞こえ逃げ帰ったという説話も記され、鬼・妖怪の出る不気味な場所と認識されていたそうです。
それもあってか、この辺りには不思議な伝説が残るお寺が多くあり、俗に『出水の七不思議』とも呼ばれています。
現代人にとっては信じがたい伝説ですが、夜このあたりを通るにはちょっと勇気がいりますね(笑)
仁和3年(887年)の丑の刻、男女がここで過ごす途中、そのうち女性の手足が転がり落ち鬼に殺されたという説話が『日本三代実録』『今昔物語集』等に記され、さらに『大鏡』において藤原道隆が弟・道長との肝試しとしてこのあたりを通ると、松林から声が聞こえ逃げ帰ったという説話も記され、鬼・妖怪の出る不気味な場所と認識されていたそうです。
それもあってか、この辺りには不思議な伝説が残るお寺が多くあり、俗に『出水の七不思議』とも呼ばれています。
現代人にとっては信じがたい伝説ですが、夜このあたりを通るにはちょっと勇気がいりますね(笑)
詳細情報
名称:宴松原(えんのまつばら)
場所:京都市上京区出水通千本西入ル
場所:京都市上京区出水通千本西入ル
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さらに、この界隈は平安京大内裏の内裏西側にあたる場所でもあります。