今回ご紹介するお店、本館もありますが、京町家の雰囲気が素晴らしい「別館バー K家」をご紹介します。
格子戸を抜けると長い石畳のアプローチ。典型的な京町家です。そして、網代戸を抜けると土間から中庭へ続くカウンター。京町家リノベーションのバーもいろいろありますが、ここまで色濃くその風情が残っていてあまり手をいれずに設えとして活かされてるお店も少ないでしょうね。
ちょっとピンボケ画像ですが(笑)カウンターが満席だったんで、少し間仕切りされた個室に。床の間に一輪挿しがあったり、カウンターの様子も見えたり。ちょっと独特だと思うんですがバーって棚にお酒の瓶が並んでるところが大半ですよね。もともとあったから活用してるのか、隠し棚に入れられてます。なので、注文が入ると必要なお酒が入ってる棚の戸を開閉して取り出していました(笑)
お酒メニュー膨大にあったので、割愛してフードメニューのみ。
自家製生チョコ、シングルモルトウイスキー・ラフロイグがかなり入っていて個性的で通ウケするお味。
パテやサラミも少し野性味あふれるクセがウイスキーに合いそうなお味。
ちょっとネーミングに惹かれて「スモーキーな利休」。茶器に入った上、ラフロイグと牛乳と抹茶で作ったカクテル。想像以上に利休を意識してます(笑)甘いカクテルですね。
他、スコッチ・デュワーズやらシャンパーニュ・モエなど
トイレがてら中庭偵察。蔵があって、こちら個室に。グループ向けのようです。他にもカウンター前に畳の和室ありましたが。もしかしたら、照明の薄暗い感じも昔の雰囲気を意識したのではないかと勝手に想像。冬の夜長に、昔の京都にタイムスリップしたかのような錯覚の中、傾ける洋酒の味もまた上等。あっさり時空間を超えるステキな夜をどうぞ!