2019年3月6日 更新

【京都カフェめぐり】京都を代表する老舗珈琲専門店の古式ゆかしいレトロプリン◎「イノダコーヒ本店」

おおきに〜豆はなどす☆恐らく全国的に知られている京都で一番知名度の高い老舗珈琲専門店。創業1940年。昔スタイルのコーヒー『アラビアの真珠』は今も地元年配客に絶大な人気でイノダの看板コーヒー。今回はスイーツを求め、行ってきました。

15時以降の利用でわりと空いてるイノダ

 (128247)

 (128235)

ほぼ夕方の買い物帰り。
たまには老舗珈琲専門店で休憩でも、と三条堺町下がった全国的にも知名度高い京都を代表するイノダコーヒ本店へ。
 (128234)

創業1940年。
老舗らしい古い佇まいと香り高いコーヒーが不動の人気で、朝はモーニング目当ての客で行列だったり、昼は軽食利用の客でいっぱいだったり。

つねに混んでるイメージのイノダでしたが、この日は悪天候&夕方ということで、わりと空いてました。
 (128236)

以前リニューアル工事してたんですが、それ以来です。以前は分煙になっていて、禁煙スペースのほうが小さめだったと思いますが、リニューアル以降禁煙になったんですね。まあ、これも時代の流れですかね。
 (128241)

わりと空いていて席が選べ、テラス席も見える丸テーブル席へ。
以前なら手前のVIP席に陣取っていそうな常連客風の年配の方がテラス席に。所定喫煙所がガーデンエリアになったせいでしょうかね。
 (128239)

イノダの代表的コーヒーといえば、ミルク、砂糖全部入れが標準の『アラビアの真珠』。モカコーヒーをベースに、ヨーロピアンスタイルのわりと焙煎強めのパンチの効いたブレンドコーヒー。

今更余談ですが、時々関西の古いコーヒー専門店で「コーヒー」ではなく「コーヒ」と書かれてるところありますね。こちらの店名「イノダコーヒ」も敢えての「ー」なし。
 (128238)

スイーツ類がかなり充実。普段はほとんどスイーツメニューすらスルーなんですが。ジャンボシュークリームやらレモンパイやらファンも多いケーキ類をよそ目に。


 (128251)

他、セットメニューやモーニング、パフェ類も。

で、今回はプリン400円を注文。意外とイノダで一番安いメニュー。注文の際、白衣に黒の蝶ネクタイの古い純喫茶スタイルのウエイターさんに「やっすいのだけ注文してすいません~」と告げると、「滅相もない」とスマートな対応も心地よく。
 (128252)

こちらは以前注文したミックスサンド。イノダはとりわけハムが美味しいんです。あと、京都はどこも厚焼き系のタマゴサンドだと思われてる方も多いかもしれませんが、イノダはゆで卵タイプ。
 (128253)

見た目ナポリタンなのにメニュー表記「イタリアン」。これも老舗喫茶あるあるなんですが、一般的なナポリタンのことをイタリアンというお店が多いです。

こういった軽食をランチとして利用する方も多く人気。
 (128242)

ほどなくして、今回のお目当てのプリン登場。レトロな雰囲気。
 (128243)

なんとも凛とした硬派な雰囲気の銀製皿に乗ったプリン。
余計なトッピング、例えばチェリーで彩るとか、ホイップ絞るとかもなく、プリン!以上!!みたいな潔さ(笑)くっきりとした輪郭もまた、イノダの折り目正しい仕事ぶりを思わすような。
 (128244)

濃厚な牛乳と卵からなる、甘さ控えめの本体。カラメル部分のビター感の程よさ。特に奇をてらった部分もなく、いい素材を最適な製法で安定した美味しさに仕上げた、という由緒正しいプリンの美味しさ。
 (128245)

火入れの温度管理もバッチリなんでしょうね。気泡も生地に入ってなくて、滑らかな非の打ちどころがないプリン。
 (128246)

あっという間に完食して、お皿をみるとイノダのポットマーク発見。

ちょうど買い物帰りの疲れた身体を癒やしてくれるシンプルなほっこりプリン。人気メニューに隠れ気味ですが、ちょっとしたおやつ感覚で利用できていいですね。

ヨ~イヤサ~♪

イノダコーヒ本店 への口コミ

詳細情報

名称:イノダコーヒ本店
住所:京都市中京区堺町通三条下ル道祐町140
電話番号:075-221-0507
営業時間:7:00~20:00
定休日:無休
関連URL:http://store.inoda-coffee.co.jp/
21 件

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

豆はなのリアル京都暮らし☆ヨ~イヤサ~♪ 豆はなのリアル京都暮らし☆ヨ~イヤサ~♪