2022年11月2日 更新

【京都紅葉2022】初秋の紅葉名所、今年も色づき始めました「桂坂モミジバフウ並木」

冷え込む日が増え、今年の紅葉、どこへ観に行こう?と検討されている方も多いと思います。今回は、色づきはじめた京都市西京区桂坂ニュータウンのモミジバフウ並木。綺麗に見える2か所のポイントとアクセスなどを紹介します。(10月末撮影)

京都市内では早期に色づく並木

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桂坂ニュータウンは京都市西京区の西部、西山丘陵に約27年に渡って段階的に開発されたニュータウンです。中央部にあるロータリーを中心に、東西に渡る桂坂南本通り沿いに、約2キロに渡る約400本のモミジバフウ並木が色づき始めました。(画像は全て歩道より撮影。観光地ではなく、住宅街ですので、訪問の際は、マナーを守ってください)
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桂坂へのアクセスは、阪急桂駅西口より市営バスで約20分ほどです。途中京都大学桂キャンパスや、関連研究施設などを通るため、乗降客が多いです。

峰ケ堂三丁目付近

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今回はモミジバフウ並木が綺麗に見える、2か所のポイントを紹介します。
1カ所目は峰ケ堂三丁目バス停付近です。京大桂キャンパス周辺より数駅先にあり、京都市バス、ヤサカバス、京阪交通の三社のバスが運行されています。(京阪バスは週数回の運行です。)
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バス停より少し登った所からの風景です。ロータリーを中心にすり鉢状に並木があり、並木が織りなす希少な絶景を見る事が出来ます。
年によって色付きには差はあるようですが、並木の東側が先に色づき、その後段階的に色づいて行くようです。過去には真っ赤な一本道になった年もあったようですが、今年の酷暑の影響で、葉が赤くなる前に縮れたり、紅くならずに散ってしまったりしている木を見かけました。酷暑は人間にとっても、植物にとっても、良い環境ではないかもしれませんね。
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モミジバフウ並木にヤサカバス通る風景が人気で、SNSでもすっかり人気の絶景となりました。この日も数人撮影へ来られていました。
ヤサカバスは、平成15年1月に設立された比較的新しい交通機関です。桂坂とJR向日町などを結ぶ路線として、地域の皆さんを支える地域密着型の交通機関です。
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ロータリー向かって東側の並木です。こちらがいち早く色づくようで、見頃の木と既に散り始めている木がありました。風が吹くと、真っ赤な葉が舞い散り、風情がありとても美しい風景でした。
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坂の途中から、金網越しに眼下に広がる風景が見えました。桂坂が高台であることを実感します。京都市内の眺望と思っていましたが、地図で確認すると、向日市方面の風景のようです。
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桂坂の中心部、ロータリー交差点です。交通量が多く、バスや車が絶えず通行しています。

桂坂センター前付近

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2カ所目のポイントは、桂坂センター前バス停付近です。桂坂中央駅方面で、先ほど紹介した峰ケ堂三丁目の1つ先の駅で、対岸に位置します。
こちらも京都市バス、ヤサカバス、京阪京都交通の三社のバスが運行されています。

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桂坂センター前バス停より、少し登った所の風景です。東側の赤く色づいた並木が秋らしく、見事な風景です。
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ロータリー西側の方がバスの運行が多く、交通量が多いです。特に京阪バスの運行が多く、頻繁に行き交っています。生活の中に紅葉とバスが行き交う絶景が溶け込み、桂坂らしい風景ですが、こんな素敵な所でお住まいの方が羨ましいです。
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モミジバフウと楓の違いは?ということで、調べてみました。
まずは葉の大きさがモミジバフウの方がかなり大きいです。そして葉の付き方が違うようです。楓は対生と言って、茎のふしに向かい合って二つの葉が付くそうです。モミジバフウは、互生と言って、枝に互い違いに葉が付くそうです。あまり気にしたことがありませんでしたが、また観察してみようと思います。
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今回は桂坂モミジバフウ並木の紅葉について紹介しました。周辺は駐車場などがないようですので、マナーを守って楽しめたらいいですね。

桂坂 on YouTube

2022京都紅葉🍁見頃】初秋の新スポット『桂坂のモミジバフウ並木』
桂坂のモミジバフウ並木にバスが行き交う風景を動画でまとめました。良かったらご覧ください(⌒∇⌒)

スポット情報

名称:桂坂
所在地:京都市バス 桂坂センター前バス停付近
京都府京都市西京区御陵大枝山町5丁目(桂坂センター前バス停の住所)
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