2020年11月30日 更新

【京都建物めぐり】叡山電車駅前の森にたたずむ『ラジオ塔』遺構「八瀬もみじの小径」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は左京区八瀬にあるもみじの木立広がる公園内にある昭和の面影残す遺構『ラジオ塔』。

八瀬の森の中にたたずむ歴史文化遺産『ラジオ塔』

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左京区八瀬にある叡電八瀬比叡山口駅前。
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四季折々で車窓風景を楽しめ、特に紅葉シーズンは京の奥座敷・八瀬方面へ紅葉狩りにくる観光客でにぎわう場所でもあります。
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さらに八瀬比叡山口駅から徒歩数十メートル先には、比叡山山頂へ向かうケーブル八瀬駅もあり、比叡山延暦寺や登山の方も利用する、ちょうど乗り継ぎ場所。
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そんな乗り継ぎ場所に広がる『八瀬もみじの小径』。もみじの木々を配した散策路となっていて、紅葉シーズンの散策スポットでもあります。

散策路には、明治から昭和まで稼働していた水力発電所遺構や、明治に行われた平安遷都千百年紀念祭の成功を記念するモニュメントもあり、歴史遺産の宝庫でもあります。
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そんな散策路、山の斜面に建つ、こちらも歴史的建造物。
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ちょっと不思議な意匠の建物『ラジオ塔』。

かつて、日本の至る所、街頭など人が集まる場所に設置された公衆用放送聴取施設『ラジオ塔』。日本でラジオ放送が開始されたのが大正14年(1925年)で、東京放送局が最初。以降、ラジオを持つ家庭も増え、普及していきつつも、高価なものであったため、国民の需要を背景にこうした公共のラジオ塔を設置。
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ラジオ塔が京都に設置されたのは昭和7年(1932年)のこと。JOOKと書かれ、これは今のNHK京都放送局にあたります。
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昭和16年(1941年)には全国で460基ものラジオ塔が設置。京都にはここ以外にもいくつかラジオ塔が残り、当時の様子が偲ばれます。
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これまで京都市内に残るラジオ塔をいくつかめぐってきましたが、戦争中の資材供出のため金属が取りはずされたのものがほとんど。なので、現代人にとっては、それがラジオとして機能していたと想像しがたいような風情の遺構。
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かつてここには『八瀬遊園』という市内屈指の遊園地があり、家族連れなど多くの人々が集う場所でしたが、今ではこんな遺構のみがそれを伝えるにとどまります。

ちょうど紅葉シーズンのもみじ狩り途中に、かつての様子に思いを馳せてみてはいかがですか?

詳細情報

名称:八瀬もみじの小径
場所:京都市左京区上高野東山
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