2017年11月11日 更新

行ってきました「PHOTO FOREST 2017」夢のような空間での素敵すぎる写真展【上京OPENWEEK】

11/3,4の2日間、地下鉄今出川駅近くの「バザールカフェ」で行われた写真展示イベント「PHOTO FOREST 2017」。先日紹介した「上京OPENWEEK 2017」のひとつとしても開催されたのですが、とっても素敵だったのでご紹介します!

「上京OPENWEEK 2017」関連行事として開催

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先日京都新聞で報道されていたこちらの記事、ご覧になった方もおられるのでは。
先にご紹介の「上京OPENWEEK 2017」https://kyotopi.jp/articles/noBNC
のものですが、一番大きく写っている写真が、これからご紹介する「PHOTO FOREST 2017」の様子。
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”写真の森”と名付けられたこのイベントは、カフェの敷地内が写真で埋め尽くされた新しいカタチの写真展で、今までに見たことのないような何とも素敵な空間。
写真好きな人はもちろんですが、そうでない人も目を奪われるであろう光景が広がっていました。

PHOTO FORESTって!?

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2日間「Bazaar Cafe(バザールカフェ)」を借り切って開催された「PHOTO FOREST 2017」は、東山二条にある「Photolabo hibi」http://labo-hibi.com/ というお店が主催のイベント。
今では数少なくなった写真現像をメインとする写真屋さんで、確かな技術力と細かなリクエストに答えてくれると、フィルムカメラ愛好家に大人気のお店。京都だけでなく他府県からもお客が訪れるほどで、今お願いすると現像に1週間かかるぐらいの人気ぶり。
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とても素敵なご夫婦が切り盛りされているのですが、ご夫婦の人柄も愛されている素敵なお店「Photolabo hibi」さんについては、また改めてご紹介いたします。

ふわふわキラキラくるくる…夢のような「写真の森」

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門から入場し、店内や庭に続くアプローチがすでにかわいくてフォトジェニック♡
この先にどんな世界が広がっているのだろうと、ワクワクしながら足をすすめます。
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「自分達で写真体験をつくろう(Do It Yourself Photo!)」をテーマに、自分達の作品で作る、写真を楽しむ空間を体験する写真展示イベントとして開催。
当日は300㎡近い広さの庭に、庭の形状を生かしいっぱいいっぱいに展示されていました。なので会場全体がまさに「写真の森」!
展示方法も個性的で、Tシャツに写真がプリントされたTシャツ枠、うっすら透ける布のプリントされたタペストリー枠、アクリルフレームに写真をはめて、木に吊るし展示されたフォトツリー枠の3種で構成されていました。
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木から木へはわすように、まるで洗濯物のように干された【Tシャツ枠】
青空だったらより映えたのでしょうけど、くもりでも風を受け軽やかに舞っていて爽やか。
Tシャツはよく見るとドライ素材のものが使われていて、色の乗り方が独特。

展示終了後はこのまま出品者に渡されるそうなので、自分で着たりプレゼントに使ったり、いろんな使い方ができるのも、この写真展のおもしろいところ。
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【タペストリー枠】は薄く透け気味な布に写真がプリントされていて、風が吹くとふわふわ揺れて美しい。
プリント面が一番大きい作品なので目につきますし、揺れるとはっと目を奪われるほど印象的。
そして時折指す逆光で透けると、また違った作品に見えるのがニクイ演出!(笑)
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そして、バザールカフェのシンボル的な大きな夏みかんの木に吊るされた沢山のフレームからなる【フォトツリー枠】。
風を受けるとくるくると回り、光が当たるとミラーボールのようにキラキラ光ってなんてキレイなんでしょう!
常に動いていて表情が変わるので、ずっと見ていても飽きませんでした。
この演出もニクイしずるいしシビれる!(笑)

作品は縦長1枚のものもあれが、横長を前後に組合せた組作品のものもあり、それぞれが味があり引き込まれるものばかり。
展示終了後、風や光が当たる場所に飾っておいてもいい感じでしょうね。

テーマは自由でいろんな写真があったのですが、どれもがその場に馴染んでいてとても自然。どれひとつとして違和感があったり不自然なものがありませんでした。
ダークな色合いであっても、どれもが優しく柔らかく、時には涙が出そうになる…そんな素敵な作品ばかりで心が温かくなりました。
そして、ふわふわ・キラキラ・くるくる…どの作品もそんな形容がぴったりな感じで、そんな動きをまとっていてとてもかわいかったです♡
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またイベント当日はカフェも営業しておられ、展示を見ながら飲食も楽しめました。
しかも用意されていたのはイベント限定メニュー。
ケータリングや食にまつわる活動をされている「円卓」さんとのコラボで、徳島県那賀町産の食材を使った料理が用意されていてプレートを注文したのですが、里芋のコロッケや大根と柚子のナムルなど、野菜の旨みが感じられてほっこり。めっちゃおいしくて幸せでした♡

また11/3の夜には、ライトアップやライブと共に楽しめたそう。
夜は昼とは違った幻想的な雰囲気で素敵だったでしょうね。
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作品だけでも十分魅力的なのですが、会場全体がかわいくコーディネートされていて、どこを撮っても絵になるところばかり。
集まっているのは出品者や写真好きな人がほとんどなので、あちこちで撮影する人がいっぱい(笑)。
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それでもって皆さんオシャレでかわいくてセンスある方ばかりでうらやましい〜オバハンな私はなんとなく場違い(笑)
今どきの写真好きな方は、男子も女子もセンスいいのですね〜参考になります☆
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会場内では皆さんあれこれ構図を考えながら撮影されていたようですが、光が刺すと「光!光!!」とテンション上がり目に撮影される人続出!私もそのひとりだったのですが、光が刺して布が揺れると本当にキレイ。幻想的でまるで夢の中にいるようでうっとりしてしまいました♡
家に帰り確認すると200枚以上撮影…整理が大変なぐらいでした(笑)
でもそれだけ撮りたいスポットだらけ、絵になるところだらけで、よく考えられ創られた世界観に酔いしれたのでした。

後日発表されていましたが、2日間合わせた来場者数が350人に200人分のフードが売れたそう。
作品出品も関東や韓国からの応募もあったそうで、イチ写真屋さんのイベントとしてはすごい集客だったのではないでしょうか。
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写真の展示空間そのものや、会場での出会いもすべてひっくるめて楽しんでもらいたいという願いも込めて開催されたこのイベント。
『‪新しい写真仲間と出会いなど、‬‪色んな素敵な偶然がこのイベントで実現できたらいいなと思っています』
と語っておられたように、あちこちで自然と交流が始まっていたのが印象的でした。
空間の素敵さもあると思いますが、写真が好き(出品している)という共通項があるから、より交流がしやすいという事があったと思いますが、みなさんおだやかにほのぼのとしておられていい空気が流れていました。
私も写真仲間との訪問でしたが、他の仲間と遭遇したりで楽しい時間が過ごせました。
作品について語っておられるのも楽しそうだったので、次回は私も出品したいな〜と強く思いました。

次回開催は未定だそうですが、大好評だったのでいずれ開催されるはず。
その時を楽しみに、いろんな写真を撮り、イベントやワークショップに参加したりしながら、hibiさんや写真好きな方と交流を深めていきたいなぁと思います。

写真好きなみなさん、イベントも随時開催されているので、ぜひPhotolabo hibiさんに足を運んでみてくださいね。

SHOP DATA

住所:京都市左京区仁王門通新高倉東入る正往寺町462-2 インペリアル岡崎108
電話:075-751-0825
営業時間:11:00〜19:00
定休日:水曜日・木曜日、その他不定休あり
アクセス:市バス 東山二条バス停下車 徒歩約2分/市営地下鉄 三条京阪・京阪電車 三条駅下車 徒歩約10分

http://labo-hibi.com/
https://www.facebook.com/photolabohibi/
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