2017年8月17日 更新

京都・嵐山 お盆の風物詩!送り火も眺めることができる「嵐山灯籠流し」

毎年、8月16日に執り行われる嵐山 灯籠流し。渡月橋の東詰め 中ノ島公園で執り行われ、お盆の夜の風景を眺めに多くの方が来られました。また渡月橋から五山送り火の鳥居形も眺めることができます。

嵐山 夏の風物詩

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毎年8月16日に、嵐山の中ノ島公園で執り行われる「嵐山灯籠流し」の様子をお伝えします。

嵐山灯籠流しは、昭和24年に戦没者の霊を慰めるため灯篭による供養を始めたことに由来します。

渡月橋付近からは鳥居形の送り火も眺めるができ、この日も多くの観光客が訪れ一部では車両の通行規制も行われていました。

こちらは対岸の三条通からの様子です。
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渡月橋からの様子。19時から灯籠流しもスタート。
あたりも暗くなってきて幻想的な雰囲気に。

本当に多くの方がお越しで、車の通行規制もされており駐車場も限られています。またバスも車両規制のため通常運行のようにはいかないので、JRか阪急、電車で来られることをおすすめします。
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灯籠流しはここから行われます。
地元寺院、商店街、及び自治会組織により構成された嵯峨佛徒連盟にって執り行われ、関係者以外は入ることができません。
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ちなみに昼間の会場はこのような雰囲気。
右手に見えるのが灯籠です。

幽玄な美しさ

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組合の方々がこのようにひとつずつ丁寧に灯籠を流していきます。
今年は6,000を超える灯籠が流されました。
天候に恵まれて、よきお盆を迎えることができました。
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渡月橋や川辺にはすごい人がおられて、灯籠流しに思いをはせておられました。
また中ノ島公園には多くの屋台もでていました。
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ゆったりと流れていく灯籠、風情があります。心落ち着きますね。

灯籠は1基につき1,000円(水塔婆1枚付き)。
当日に購入することもできますので、来年は嵐山でご先祖さまを霊を送られてみてはいかがでしょうか。
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16日と言えば、京都の風物詩、五山送り火。
渡月橋周辺からは鳥居形を同時に眺めることができます。
灯籠流し、渡月橋、鳥居形の貴重なスリーショットです。

実際には写真よりも鳥居形は近く、鮮明に見えます。
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こちらは渡月橋と鳥居形。

五山送り火が過ぎると、京都の夏は終わりを告げます。
これから徐々に涼しさを感じる日が増え、秋を迎えます。

京都には四季を感じるイベントが盛りだくさん、来年はぜひ嵐山灯籠流しへお越しください。

嵐山灯籠流し クチコミ情報

嵐山灯籠流し 基本情報

名称:嵐山灯籠流し
場所:嵐山渡月橋東詰め 中之島公園
時間:19:00~21:00頃 
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