2022年9月18日 更新

【京都ぶらり】NHK大河ドラマでも注目武将☆明智光秀の盟友・細川藤孝築城「宮津城跡」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は京都府宮津市の湾岸にある史跡。現存すれば日本を代表する海城の遺構。

現存すれば日本を代表する海城・宮津城

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京都府宮津市。通称“海の京都”と呼ばれるエリアにあり、日本三景・天橋立でもお馴染みの場所。すぐ近くには漁港や水産加工会社もあり、時折出荷作業をされてる様子を目の当たりにしました。まさしく海のまち的風景。
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で、あまりなじみのない場所を訪れる際、まずはその土地のお城や城跡を訪ね、そこからその町の歴史をたどるのが常で、ここ宮津にもお城はあるのか?と。調べたら、ありました!
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宮津湾岸にある武田病院。京都市内にもいくつかある病院、武田病院グループの一つ。
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その病院の敷地の脇にある石碑と案内板。どうやら、ここが宮津城跡。
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天正6年(1578年)、織田信長の命により、細川藤孝と明智光秀が侵攻し、もともとこの地の国主であった一色氏を滅亡。その功績により細川藤孝には丹後国、明智光秀には丹波国が与えられ、天正8年(1580年)細川藤孝(のちの幽斎)が宮津城を築城。

細川藤孝といえば、かつて戦国武将・明智光秀を描いたNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で光秀の盟友として登場。本能寺の変の後、織田信長弔い合戦・山崎の戦いにおいて、光秀の援軍要請を静観し、豊臣秀吉の勝利に味方したことでも知られる人物。それを機に出家し、細川幽斎と名を改め、家督を息子忠興に譲り、宮津城城主も忠興が継ぐことに。
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その後の慶長5年(1600年)関ケ原の戦いで、徳川軍に味方した細川家は忠興出陣中、西軍から攻撃を受け、幽斎自ら城を焼き払い隠居城の田辺城に籠城。後に細川家は豊前国(現福岡県)に国を移しました。

江戸時代に入ると、京極高知が丹後一帯の領主となり、宮津城を大規模改修し、現存していれば日本の海城を代表するほどの規模であったとか。当時の宮津は港湾も整備され、北前船の寄港地として政治経済の中心として繁栄。さらには、徳川幕府の譜代大名により城主が様変わりし、明治維新を機に城は廃れ、城郭そのものは土の中に埋もれ、姿を消したとか。

この巨石は本丸入口にあったくろがね門の袖石垣の一つで、今もこの地下には宮津城を偲ばせる遺構が現存するとか。さらにこの近くを流れる大手川を上ると、宮津小学校の校門として宮津城太鼓門が活用され、当時の様子が偲ばれます。

詳細情報

名称:宮津城跡
場所:京都府宮津市鶴賀
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