2019年10月25日 更新

【京都神社めぐり】日本最初の天満宮!菅原道真の霊が降り立ったパワーストーンも☆「水火天満宮」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は上京区、堀川紫明にある菅原道真を祀る、日本最初の天満宮「水火天満宮」。境内には道真が降り立ったとされる『登天石』があり、水難火難除けの神でもあり。

枝垂れ桜の名所としても知られる菅原道真を祀る神社

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上京区、堀川紫明下がる。
春の枝垂れ桜の名所として知られ、じつは春しか参拝したことがなかったので、秋にもやってきました(笑)
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水火天満宮は、923年(延長元年)、醍醐天皇の勅願により、菅原道真の師でもあった延暦寺の尊意僧正に勅命あり、水難火難除けの守護神として菅原道真の神霊を勧請し建立。

日本最古の天満宮と言われる所以は、天皇の勅命にて神号を賜り、天満宮とした事によるとか。同じ理由で最古とされる天満宮は他にもあります。
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春の枝垂れ桜のイメージが強い神社ですが、秋の花である金木犀が甘い香りを漂わせていました。
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境内にあるプランターにはまだ桔梗が咲いていました。
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さらに手水舎には、マリーゴールドですかね。鮮やかな彩りを水辺に添えていました。
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境内の中央に拝殿があり、そこから御祭神・菅原道真を祀る本殿へ参拝。
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その周囲には末社が五社あり、ここ六玉稲荷大明神社では六玉稲荷大明神、玉光稲荷大明神、生島稲荷大明神の三社を合祀。開運除災、就職祈願 、人材確保、商売繁盛などの御利益あり。
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さらに境内の特徴として、いろんな石が祀られています。
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その石の中でも、不思議な伝説をもつパワーストーンがこちら。登天石。

大宰府の地に左遷され、都にもどることなく息絶えた菅原道真。その怨霊の祟りにより、当時の都に天変地異が頻発。時の帝・醍醐天皇が、それを納める祈祷を尊意に依頼したところ、比叡山を下り宮中へ向かう途中、鴨川が増水し氾濫。その場で祈祷した尊意の前で、水位が下がり、二つに分かれた水流の間から、この石が出現。その石上に道真の神霊が現れ、やがて昇天し雲の中へ消えて雷雨も治まったという。

以来、この石を供養し、登天石と呼ぶように。一説には、隕石ではないか、とも言われている石。
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その隣には出世石。なんでも要職に就かれた方に寄進された石なんだそうです。大願成就、世に出る石として信仰されています。

他にも、道真が家族の安産祈願をした卵型の愛石・玉子神石も祀られていました。
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そして、こんこんと水が湧き出る、都名水の一つ金龍水。鎮座以来枯れたことがなく、水質良好の清水として知られ、眼病に効くといわれる井戸水。

季節限らず、霊験あらたかでさまざまな御利益にあやかれる神社でもあり。

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詳細情報

名称:水火天満宮」
住所:京都市上京区堀川通上御霊前上ル扇町722-10
電話番号:075-451-5057
公式サイト:http://suikatenmanguu.com/suikatenmanguu.html
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