2018年8月20日 更新

【京都カフェめぐり】河原町三条の老舗喫茶店!自家焙煎コーヒーと居心地いいレトロ空間「六曜社」

河原町三条にある創業昭和25年の老舗喫茶店。京都でコーヒー好きなら誰もが訪れたことがあるであろう有名店。モーニングや手づくりドーナツが有名だが、この日はただただレトロ感を味わいに行ってきました。

穴倉的居心地のよさは今も昔も変わらず

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河原町三条下る。
朝から方々駆け回り、喉を潤すためにこちらへ。昔からある地元民にとってはお馴染みの喫茶店。それほどしょっちゅう利用するということはなきにしも、買い物帰りやひとりゆったりとした時間を過ごしたい時には六曜社。そんな利用の仕方を個人的にはしてました。
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全国的にも有名になってしまった老舗喫茶店が手放してしまった、昔から変わらない質感や喫茶店文化がそのまま残ってるのが、もしかしたらここ六曜社かも、と思ったり。創業年数も違うので、一律には語れませんが。

六曜社は地下と地上にそれぞれお店があり、地下は夜バーとしても営業。今回は8~23時まで通し営業してる1階の方へ。
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朝なのにこの夜みたいなトーンが、あぁ六曜社やなぁ~と思ってみたり。
いつもこの全体セピア色の空間。なので、朝昼夜問わずこの雰囲気というか。入り口だけが外部とつながる穴倉的構造。

一番奥の席へ。
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このソファーセットのレトロ感がまた落ち着いた雰囲気をかもします。ちょっと破けたんですかね。ガムテ貼って大事に使用されてる様子でしたが(笑)
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照明のこの薄暗さも朝とは思えない、瞳孔をトロンとさせてしまう罪作りな装置(笑)すべてがそんな調子。
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で、メニュー。モーニングメニュー適用時間帯だったので、チョイスすることも可能だったんですが。他で朝食をいただき、飲み物だけでよかったので、泣く泣くスルーしましたが。
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あと、六曜社といえばドーナツなんですが、それも朝食べる気分じゃなかったんでスルー。ブレンドのアイスコーヒーを注文。メニュー見て、古いお店ほど『アイス』じゃなく『コールド』呼称だったな、と思い出したり。
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じつは今回の大きな目的はコレ。
最近京都も禁煙の波が押し寄せ、老舗喫茶店でも全面禁煙にするお店が増加。私自身、タバコ吸わないので有難いとは思いつつ、そもそも喫茶店てその字のごとく、喫煙しながらお茶する場所だったよなと。このマッチも喫茶店の必須アイテム。どのお店もお店らしさを打ち出したマッチを完備してたもんですが。

六曜社のマッチデザインもわりと凝ってます。
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アイスコーヒー、もといコールドコーヒー登場。レトロな小皿洋食器がソーサーがわり。紙袋に入ったストローにも店名が書かれ、フォントも相まってますますレトロ。
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ブラックでいただきました。こちらのコーヒーは30年ほど前から自家焙煎を始めたそうで、すっきりとした苦味とコクが美味しい。
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さらにコーヒーフレッシュを入れて。生クリームですね(笑)ちょうど夏の喉の渇きを癒やしてくれました。

京都の古い喫茶店文化を今も変わらず感じられる貴重なお店。個人的には時代の波に流されず、このままの雰囲気を守り続けてもらいたいですね。

六曜社 へのツイート

詳細情報

住所:京都市中京区河原町三条下ル大黒町36
電話番号:075-241-3026
営業時間:1階 8:30~22:30  
     地下 喫茶タイム12:00~18:00 / バータイム18:00~23:00
定休日:水曜日
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