2023年7月22日 更新

祇園祭限定!「行者餅」「錦粽」をいただく☆ゆんたびグルメツアーズ「もち歩き」【京都・祇園祭編】

京都の歴史とともに”美味しい餅”あり☆ゆんたびグルメツアーズの人気企画「もち歩き」☆今回は祇園祭の期間のみいただける特別なお餅にスポットを当て7月16日の盛り上がる祇園界隈をもち歩きしました♪

餅を食べて、疫病退散!祇園祭のもち歩き

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餅は古来より神聖な食べ物として、五穀豊穣を願い神仏へのお供え物として扱われていました。

またそれを食することにより霊力を上げるという意味合いから、様々な行事や節目で食べられるようになり、人々の生活・文化に密接に寄り添う存在となっています。

”神仏、「祭・祀・奉」の近くには必ず「餅」あり”

今回の「ゆんたびグルメツアーズ」では【もち歩き:祇園祭編】として祇園、八坂神社界隈を歩きます。
祇園祭前祭りの宵山7月16日、京都でいちばん盛り上がる日。
その日限定でしかいただけない幻の存在”行者餅”をはじめ、祇園祭の期間限定の貴重なお餅を食べ歩きます。
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鉾餅 かぎ甚(鍵甚良房)

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京阪「祇園四条」に10時集合。
南座前のスペースでもち歩きツアーの概要を説明いただきます。

今回も案内人は「ゆんたびグルメツアーズ」の柏原卓之さん。

この南座周辺は、「祇園饅頭」や「十六五(とうろくご)」、幻のだんご屋として有名な「都乃 みよしや」など餅屋さんの超密集エリアなんです。
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まずは大和大路を下がって1軒目。
「かぎ甚 (鍵甚良房)」さん。
創業約100年の老舗ですが、若手4代目当主のセンス溢れるSNSで人気を集めています。

https://www.instagram.com/kagijin/
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猛暑の中、お店ではいただけませんので日陰を探してすぐ近くの建仁寺へ。
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「鉾餅」。
ふわふわの皮に白味噌あんの程良い塩味、ほんのり優しい甘さ。
最初からめちゃめちゃ美味しい。

鉾に見立てた可愛い形は手のひらに立てて撮るべきでしたね。(笑)

錦粽 とらや

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そしてこの場所で、とても貴重なものをいただきます。

その貴重なものをゲットしてきてくれたスタッフさんと合流。
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なんと、とらやさんが年に一度、祇園祭前祭宵山のみに売り出すとても貴重な「錦粽」をいただくのです。
昨年は電話予約30分で完売した超人気商品。
今年は昨年よりさらに少ない限定数の販売だったそうですが、ゆんたびの独自ルートにより手に入ったそうです。
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ねじり合わせられた紅白のういろうを笹で包み紅白の紐で巻かれた華やかな粽。
お祭りにふさわしい特別感がありますね。
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行者餅 柏屋光貞

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そのまま建仁寺を東に抜けます。
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建仁寺北門を出て東へ。
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安井金比羅宮。
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東大路通に出ました。
こちらが柏屋光貞さん。

https://www.instagram.com/kashiwamitu1806/
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7月16日、この日だけ販売される「行者餅」。

重ねて言いますが販売されるのは1年のうちこの日だけです。
知る人ぞ知る幻のお餅。

写真はそれを求める方の行列です。
午前中に売り切れたそうですがこの時点で11時半。
はたして皆さん手に入ったのでしょうか。

ゆんたびグルメツアーズはスタッフさんがすでにゲットしています。
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八坂神社まで来ました。
こちらで「行者餅」いただきましょう。
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幻の「行者餅」を前に皆さんテンション上がってます(笑)
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とても可愛らしい掛け紙。
撮りますよね。
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思わず皆さん笑顔がこぼれますね。
配ってると何事かと観光客も寄ってきます(笑)
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幻のお餅。いただいてみます。
クレープのような皮の中は求肥と白味噌の餡。
甘味はあまり感じない、無病息災を願う滋味深い雰囲気を感じさせます。
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とりあえず、本日の最大のミッション、「行者餅」をいただくことが出来て一安心。
もし、これが手に入らなかったらツアー代全額返金すると宣言されていましたからほんと良かった(笑)

祇園まもり 鍵善良房

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さて八坂神社西門を出て最後のお店「鍵善良房」さんへ向かいます。
どんどん人波も増えてきました。
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しっかり祇園祭仕様の「鍵善良房」さん。
中は喫茶待ちのお客さんでぎっしり。
ゆんたびのお餅はもちろん予約してあります。

https://www.kagizen.co.jp/
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こちらでは「祇園まもり」をいただきます。

やわらかい求肥を小麦粉の焼き皮で包み焼印を押した調布。
祇園祭の時期だけいただけるものです。
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疫病封じの意味合いで「蘇民将来子孫也」の焼き印ですね。

やわらかい香ばしさのある皮ともっちりとした求肥はなんとも絶妙なバランスの食感。
仕上げの一品として申し分ない上品な美味しさです。
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最後に大の餅好きである柏原さんも思う存分ガブリ。

餅好きだからこそ出来た企画。
そして餅好きだからこそ年間通じての活動が実を結んだと言えるこの「もち歩き」。

貴重なお餅をたくさんいただけて皆さん大満足でした。
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今回の「もち歩き」で大変貴重なものをいただけたのも魅力ですが、このツアーを通じて祇園祭そのものをより肌感覚で感じられた気もします。

京都人でありながら知らないことも沢山ありますね。
より詳しくなって、また来年の7月16日を楽しく迎えたいなと思います。

ツアー 基本情報

【もち歩き:祇園祭編】

※ ツアーは終了しています。

開催日時: 2023年7月16日 10:00-12:00
      2023年7月16日 15:00-17:00

コース詳細: 集合:京阪「祇園四条」改札前

       価格:4,950円 (4,500円+450円10%税) 飲食代込
  
       定員:14名

コースルート:( 歩く距離:約1.7km )

       京阪「祇園四条」(出発)→祇園饅頭→とらや→かぎ甚→建仁寺→安井金比羅宮→柏屋光貞→鍵善良房→八坂神社
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千恋し 千恋し