寺町丸太町下がったところにあります。わりと参拝客が少なく、閑散とした様子。
本殿には非業の死を遂げた八柱の祭神が祀られ、総称して、八所御霊と呼ぶ。崇道天皇、伊予親王、藤原吉子、藤原広嗣、橘逸勢(たちばなのはやなり)、文屋宮田麻呂(ふんやのみやたまろ)、吉備真備(きびのまきび)、菅原道真が、その八所御霊。
昔は、非業の死を遂げた人の怨霊が、天変地異や疫病をもたらすと信じられ、そういった人たちの怨霊を鎮めるための神社としてのなりたったそう。
境内、閑散としてるとはいえ、こんな貼紙があるくらいですから水を求めて皆来るんでしょうね。ミシュランガイド一つ星獲得した料亭・祇園大渡の名物料理「かぶらのふろふき」もここの名水のみで炊き上げるという。ここの名水が必須の料理なんだとか。かぶらって繊細な味だから、水が要になるんでしょうね。
蛇口にして管理されてるんでしょうか。チョロチョロとしか水は出ていませんでしたが、その場でいただきました。ホントに驚くほどクセがなくやわらかい味わい。このシリーズの中で、一番やわらかい印象。有名料亭がここの水を絶賛するのがわかるような気がします。今度はペットボトル持参で来よう(笑)