『阿闍梨餅本舗 京菓子司-満月-』
江戸の末期に創業された『京菓子司-満月-』は和菓子のお店で、京都土産の定番にもなっている阿闍梨餅を含む4品を扱っています。4品だけでずっと続いていて、愛されている和菓子屋です。本店は叡山電車・京阪電車 出町柳駅より徒歩7分ほどの閑静な場所にあります。やはり本店はライトの影響だけでなく特別感があります。それもそのはず戦時中の強制疎開で今の場所に移り、それから約160年間ずっと暖簾を守られているからです。
本店では店内のイートインスペースを利用することができ、お茶も出していただけます。阿闍梨餅の出来たてはほんのり温かく、優しい心遣いも合わさってさらに美味しかったです。
また、本店や金閣寺店でしか購入することができない最中や焼菓子も食べられるので、是非足をお運びください。幸せな時間になること間違いなしです。
阿闍梨餅とは
阿闍梨餅という名前が先行していますが、こちらは『京菓子司-満月-』の看板商品です。
私の家系は阿闍梨餅が大好きで、誰かがお土産に持ってくると取り合いになるほど。『京菓子司-満月-』秘伝のもちっとした餅生地に丹波大納言の甘くて美味しい粒餡の虜なのです。1個食べたら止まらないので要注意。甘すぎず上品な味で、1口齧ると美味しさと幸せが口の中に広がります。しかも安い。餡がぎっしり入っていて、この価格で本当に良いの?とお節介にも思ってしまうほど。
私の家系は阿闍梨餅が大好きで、誰かがお土産に持ってくると取り合いになるほど。『京菓子司-満月-』秘伝のもちっとした餅生地に丹波大納言の甘くて美味しい粒餡の虜なのです。1個食べたら止まらないので要注意。甘すぎず上品な味で、1口齧ると美味しさと幸せが口の中に広がります。しかも安い。餡がぎっしり入っていて、この価格で本当に良いの?とお節介にも思ってしまうほど。
阿闍梨餅という少し難しい名前は、比叡山で修行する天台真言の僧位・阿闍梨が由来です。阿闍梨は千日回峰行というとてつもなく厳しい修行を行います。阿闍梨餅つながりで修行内容を本で読んだことがありますが、ただただ感服するのみ。この修行中にお餅を食べて飢えをしのいだことから考案されたのが阿闍梨餅だそうです。気安く「阿闍梨」と呼んでいましたが、なんだかとても尊いもののように感じ、今まで以上に大切に食べるようになりました。
閉店してしまった『満月 清水産寧坂店』
コロナの影響もあり、観光客にも人気だった「満月 清水産寧坂店」は残念ながら閉店されました。
よく行っていたので寂しいです…
出町の本店、支店の金閣寺、取扱店舗が何店舗かあるので、今後はそちらでお買い求めください。
よく行っていたので寂しいです…
出町の本店、支店の金閣寺、取扱店舗が何店舗かあるので、今後はそちらでお買い求めください。
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