2017年9月11日 更新

2種の丼ぶりが美味しい!京都の老舗料亭和久傳の味をカジュアルに「はしたて」

京都駅構内、スバコにある人気の和食店「はしたて」です。ランチタイムは長蛇の列ができるほどの人気店。老舗和久傳の味が気軽に楽しめると評判です。

和久傳の味がカジュアルに楽しめます!

 (94321)

京都駅内、スバコにある人気の食事処をご紹介します。スバコは、JR西口の正面にある、カフェからレストラン、雑貨、スーパーまでが入る伊勢丹が管理するちょっとした商業施設です。
新幹線や近鉄への乗り換えに場所にあります。
 (94323)

今回伺ったのは「はしたて」、ランチタイムには長蛇の列ができるほどの人気。
実は京都の老舗料亭、和久傳の味をカジュアルに楽しむことができるお店なのです。

和久傳は、明治3年、丹後峰山町の旅館からはじまりました。峰山町の老舗旅館として100年以上愛されてきましたが、昭和57年に高台寺近くに移転され、料亭として再スタートしました。
店名の「はしたて」の由来は、和久傳創業の地、丹後の観光名所「天橋立」にちなんでつけられました。
 (94380)

京都駅という場所柄もあり、入り口の横のスペースでは、お弁当やお土産も販売させています。
 (94325)

店内は飾り過ぎず、シンプルで上品な空間です。
4人掛けのテーブル席がメインで、2人掛け、相席にも使われる大テーブルといった構成。
 (94324)

こちらは相席にも使われる大テーブルです。
 (94326)

はしたては通し営業ですが、時間によってメニューが変わります。
ランチタイムは15時までで、17時までは丼ぶりものと茶菓、17時からはお鍋などのメニューが頂けます。
はしたての名物と言えば、海の幸と山の幸の2種類の丼ぶりが楽しめる「はしたて丼」です。旬のものを使い、月替わりになっています。
 (94327)

高級魚、金目鯛をふんだんに使ったセットや、旬の食材を使った季節替わりのメニューなど、
季節のものを楽しめるメニュー構成になっています。
 (94328)

その他、鯛の胡麻味噌丼や鯖寿司、一風変わった素麺なども人気です。

2種の丼ぶりが楽しめる「はしたて丼」

 (94329)

やっぱり名物の「はしたて丼(1728円)」をオーダーしました。
9月は、炙りカツオ丼と野菜かき揚げ丼、お味噌汁と菜菹(さいしょ)がセットになっています。
そういえば、丼ぶりを2種類楽しめるメニューってあんまり見かけませんよね。
 (94330)

菜菹(さいしょ)とは、漬物の古い呼び名のことです。
しっかりしたお漬物を使っていることに、お店のこだわりを感じます。
丼ぶりのよき箸休みになります。
 (94331)

こちらは炙りカツオ丼。なんとも上品なビジュルアルです。
注文時にご飯の量を訪ねてくれるので、お好みをお伝えください。
こちらは並サイズです。
 (94332)

大根おろしに味付けがされていますので
ご飯、炙りカツオ、大根おろしを一緒に頂きます。

まず、感じるのご飯そのものの美味しさ、さすがの一言です。
新鮮で食感のいいカツオに、薄く上品に味漬けされた大根おろしがよく合い、
一体感のある丼ぶりです。
 (94333)

こちらは、山の幸をふんだんに使った野菜のかき揚げ丼。
見た感じは、他のかき揚げ丼とさほど変わりはありませんが、、
 (94334)

上品な味わいの天丼ダレの美味しさが光ります。
サクサクとした衣と野菜の食感もバツグンです。

2品とも和久傳らしい上品な丼ぶりに仕上がっています。
ボリュームはありますが、あっさりしていて女性でもぺろっと食べられると思います。

京都駅という便利な立地にあり、和久傳らしい上品で味わい深い料理が、カジュアルな価格帯、そりゃ人気がでますよね。

ランチタイムは予約不可なので、並んだ順になりますが、ぜひとも味わってほしい料亭の味です。
夜のお鍋も良さそうですよね。また今度行ってみたいと思います。

はしたて クチコミ情報

はしたて 店舗情報

店名:はしたて
住所:京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
スバコ・ジェイアール京都伊勢丹3F
電話番号:075-343-4440
営業時間:
昼:11時~15時
丼と茶菓:15時~17時
夜:17時~22時
定休日:不定休(ジェイアール京都伊勢丹に準ずる)
関連ページ: http://www.wakuden.jp/tenpo-hashitate/
21 件

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

つきはし つきはし