2023年5月30日 更新

【京都駅ランチ】錦市場の行列人気店移転☆染み渡る美味しさ京だし茶漬け専門店「京都おぶや」

おおきに~豆はなどす☆今回は京都駅にある、行列必至の京だし茶漬け専門店。京都中央卸売市場の老舗の魚屋さんが選りすぐった魚貝を具材にカジュアルにいただけるお店。

京都駅に移転オープンでますます人気のだし茶漬け専門店

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京都の玄関口、JR京都駅改札西口前のジェイアール京都伊勢丹・レストラン街イートパラダイス。エスカレーターが設置されており、その上階には名だたる飲食店が数店舗出店するエリア。

以前、何度か昼時にランチを食べようとお店を探しにやってきたところ大行列で入店叶わずだった京だし茶漬け専門店『京都 おぶや』。もともと京の台所として知られる錦市場にあった人気店ですが、2022年8月にここ京都駅前に移転オープンし、以来錦市場時代と変わらぬ人気のお店。
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この日は確実に入店しようと、シャッターが開く11時前から待機し1回転目に入店。こんな空いてる状態のお店を見るのは初めてです(笑)

お店は京都中央卸売市場で昭和2年創業の老舗魚屋さんが作る、だし茶漬けの専門店。創業100年の米問屋から調達しただし茶漬け専用ごはん「おぶ漬米」と自家製だしに、プロの目利きで選りすぐった魚介類、さらに特製けずり節などを合わせたこだわりの『だし茶漬け』をカジュアルにいただけるのがウリとのこと。
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こちらでは最初にレジで注文し会計を済ませるスタイルで、メニューの中から選びます。具材はシンプルなものから数種類の魚貝が乗ったもの、さらにはひつまぶし風の鰻や穴子まで多彩。今回はシンプルに鯛と胡麻だれ1200円をチョイス。ご飯のサイズは大中小とあり、中でお願いしました。
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客席はオープンキッチンのカウンター9席とその奥に6人掛けのテーブル席が3つあり、和モダンな雰囲気。
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今回はカウンター席へ。調理場の様子も良く見えます。
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注文した料理が出てくる間に、だし茶漬けの食べ方を予習。最初に具材を乗せてだしをかけて具材と共にいただき、その後にけずり節をトッピングして味比べするというもの。
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注文から5分とかからない間に、木のトレイに乗って登場の鯛と胡麻だれがこちら。

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中盛りのご飯。といってもけっこうたっぷりです。ご飯はだし茶漬けに合うように粘り気の少ないさらりとしたお米を昆布とともに炊き込んだものだそうです。
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具材は別皿に盛られ、鯛のお造りと下に敷かれた胡麻だれ、さらに大葉、青ネギ、刻み海苔。

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自家製だしは鰹と昆布ベースに、具材の味を引き立てるようあっさりと仕上げたもの。蓋つき陶製ポットに入っています。
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で、早速お皿の具材を全てご飯の上に移し、自家製だしをかけます。
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最初から全部入れてしまい並々と(笑)
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まずは自家製だしから。しっかりとした旨味と塩味。たしかにあっさりとした味わいですが、このままでも十分味わえる汁物。
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さらにご飯と具材と混ぜて。ご飯に昆布味が染みているということもあり、思った以上に旨味がしっかりと付き、さらにわりと厚めにスライスされた鯛の歯ざわりも感じながら。なんとも優しい味わい、滋養剤のように身体に染み渡る美味しさ。
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お皿に残っていた胡麻だれを追い足しして、さらにコク味をプラスしつつ、だんだんお出汁で熱が入り染み出た鯛のエキスとともにいただき、さらに薬味を足して味に爽やかさを加えるなど、時間経過によってもその味の違いを楽しめたり。
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さらに、付属のトッピングを後添。
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香ばしいぶぶあられ、炒りごまで食感の複雑さと香ばしさを楽しみ、さらに松前漬け風のお漬物でさらに昆布の旨味と葉物のサクサク感をプラスして味変。
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充分楽しんだ後、ダメ押しに特製けずり節を投入。薄く大き目に平削りした鰹節、鮪節、さば節の独自配合ブレンドで、旨味、香り、コクを増量し、味に深みを与えます。ご飯にいろんな食材をプラスし、最終的に深みのある美味しさへと変化する成り行きを味わえ、それでいて虚飾のないシンプルイズベストな味わいのだし茶漬け。

和食のコース料理の最後やお酒を吞んだ後の〆にお茶漬けが食べたくなるのは、何かしら無意識に胃袋をリセットする感覚なのかな、と。このだし茶漬けにもそんな感覚があるのか、疲れた身体に染み渡るような優しさを感じます。特に若い方の利用が多いことが印象的でした。ささっとファーストフード感覚で食べられるのもいいかもしれませんね。ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

名称:京都おぶや
場所:京都市下京区東塩小路町 JR京都伊勢丹 JR 西口改札前 レストラン街 イートパラダイス
電話:075‐708‐5889
営業時間:午前11時~午後10時(L.O午後9時15分)
定休日:不定休
公式サイト:https://www.kyoto-obuya.jp/
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