2017年11月3日 更新

清水寺エリアの予約が取れないフレンチレストラン「ル・ピックアシエット」

東山五条を少し南、渋谷通の坂を少しあがったところにあるフレンチレストラン「ル・ピックアシエット」なり。 今回ディナーのコースをご紹介。

東山五条の予約がとれないフレンチレストラン

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ミシュランビブグルマン店、ル・ピックアシエットのご紹介。
京阪東山五条駅から徒歩15分ほどと結構歩くのだが、東山通から馬町の坂道をえんやこらと3分ほど上がった場所にある。実はこの半年で最も予約電話で振られ続けているお店。
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台風で偶然貸切になったため、雰囲気写真も取れているわけで。
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現在、ディナーは¥5000・7000・10000の3種のコース、それに遅めの時間はアラカルトもお願いできる。今回は¥7000のコースで、メインの食材を事前にお願いして、わくわくとやってきた。しかし、いつもながらピシッとしたテーブルセッティングですな。

コースのお料理を堪能

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まずは前菜盛り合わせ系。右のココット入りは、エスカルゴとマッシュルームのガーリックバター、つまようじがささっているのは、くっさ旨いメルゲーズ(羊のソーセージ)に、スパイスの効いたサラミ系なもの2種、それにりんごジャムが掛かった山うずらとフォアグラのガランティーヌ、手前はかりかりバゲットと豚のリエット、それに玉ねぎのキッシュ。 一品一品丁寧できちんと美味しい。とりあえず、にっこり!なのだ。
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お次は、こちらで類似のものを頂くと美味しいなあ~、といつも感心する冷菜。とろりと柔らかいニンジンのムーズには、野菜の旨みが強いコンソメジュレ、それに生ウニとズワイガニの身が添えてある。
最近のフレンチ・イタリアンでも良く同様のお料理に出くわすのですが、こちらは特にボリューム大!で他のお店の倍はありそうだ。こういうがお好きなら嬉しいと思いますな。きりりと冷えた白ワインにぴったり。
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今回初めていただくお料理。玉子のココット焼なのですが、半熟にとろける玉子の上には半生にソテーしたフォアグラ、それに鴨ロースのソテーをたっぷり添えてある。ソースはバルサミコベースで、これ1皿でバゲットが食えそうな旨さ。 もちろん、バケットお代わりで。
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北海道産鱈と白子の焦がしバターソース。ケッパーの酸味に焦がしバターの香ばしい風味が合わさって凄みのあるお味に。こういうド定番の魚料理がなんとも美味しい。これまたバゲットに超合いますなあ。。
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口直しにすっぱ甘いサクランボのソルベが出てきて、いよいよお願いしていたメインなのだ。
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福知山産 仔鹿ロースのローストなり。肉の繊維が緻密でいやはや、これは驚きべき柔らかさ。野趣溢れる、とは対極にある繊細で淡泊なお肉に円やかな赤ワインソースを合わせて。
付け合わせの紫キャベツのベニエ、いろいろ茸のソテーも美味しく大満足!なりでした。
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で、甘いもの。2種類のうちから選べますが、この季節といえばモンブラン! 中は生クリームとアイスクリームが仕込んである。軽やかなお味で、ま、うまくないわけがないわけで。
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もう一方の甘いもの。超濃厚なチョコレートのプリンじゃないなあ、もっと濃厚なもの。これを先のモンブランと半分半分で頂くとなかなか。。
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デザートと一緒に珈琲を出してもらい、チョコを舐め舐めほっこり。いやはや、最後まで大満足でした。
皿に絵を描くような仕事はありませんが、お料理は剛速球ストレート、それにボリュームも相当食べる人でも満足されるしっかりさ。
京都に越してきて、実は一番回数来ているフレンチ店(とは言え、まだ7回目かな・・) また、タイミングを見てお邪魔します~!

ル・ピックアシエット  クチコミ情報

ル・ピックアシエット  店舗情報

店名:ル・ピックアシエット (Le pique-assiette)
住所:京都市東山区下馬町491 アースコート清水 1F
営業時間:11:30~15:00(14:00L.O)/ 17:30~22:30(20:30L.O)
定休日:火曜日
TEL:075-531-9850
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スイカ小太郎。 スイカ小太郎。