2019年6月5日 更新

【2019年 京都・祇園祭(ぎおんまつり)】今年は創始1150年の特別な祇園祭!

「コンコンチキチン」の祇園囃子が聞こえてきたら「夏だなあ…」と実感する京の夏の風物詩・祇園祭。いろいろな形で楽しめるこの夏限定のプランを、京都市観光協会職員がご紹介します!

京都三大祭 祇園祭

祇園祭は八坂神社の祭礼で、7月の1ヶ月にわたって神事が続く祭としても有名。貞観11年(869年)に始まったとされ、今年は創始1150年を迎える日本三大祭の一つです。とくに祭のハイライトは7月17日と7月24日に行われる八坂神社の神興渡御と33基の山鉾巡行。

「動く美術館」といわれる豪華な山鉾巡行では、幕末の元治元年(1864年)におこった「蛤御門の変」にて屋形・木組・車輪などを失い、それ以来巡行に参加することのなかった大船鉾が2014年に150年ぶりに巡行に復帰し、2022年には、さらに文政9年(1826年)の巡行で大雨にあって懸装品(けそうひん)を汚損したことで翌年から巡行に参加していなかった鷹山(たかやま)が巡行復帰を目指していて、今年は「唐櫃巡行」の形で巡行に参加することで注目されています。
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そこで、祇園祭のお話が聞けるお食事プランや、山鉾を近くで見学できるプランをいくつかご紹介!

◆京都「千年の心得」祇園祭前祭の山鉾町をめぐる特別な夜 7月12日(金)
祇園祭前祭の準備に賑わう夜の山鉾町で、一足お先に祇園祭を楽しみませんか?17日 に京都の町を巡行する山鉾の中の函谷鉾(かんこほこ)と山伏山(やまぶしやま)で、それぞれ祇園祭にまつわるお話を聞いたり、函谷鉾保存会によるお囃子の練習風景を見学、山伏山では復元新調された水引(銅飾り)など、豪華絢爛な懸装品などを案内付きで特別にご見学いただけます。
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そのほか、
◆食遊菜都 快適な祇園祭の観覧プラン 観覧席に近い食事処「串くら」
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◆京都「千年の心得」菊水鉾保存会のお囃子鑑賞と特別ディナー
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◆京都「千年の心得」冷茶で涼やかな夏を! 祇園祭特別お茶講座と茶フレンチの昼食
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など、祭のハイライトの山鉾巡行や多くの人出がある宵山だけではなく、いろいろな時期に楽しめるプランが盛りだくさんです。ぜひ、この夏は、創始1150年の祇園祭へお越しください!
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公益社団法人 京都市観光協会 公益社団法人 京都市観光協会