2018年4月24日 更新

ほっとする味で中高年受けするイタリアン|京都市役所北側の「トラモント」

お店の名前はトラモント、京都市役所の北側、二条寺町の交差点近くのビル奥に佇むお店なのだ。

地元密着型のイタリアン

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随分前から気になっていたお店に来てみたら、我々のような50代以上のイタリアン好きの心の琴線に触れまくるお店だったので、気合をいれてご紹介。 お店の名前はトラモント、京都市役所の北側、二条寺町の交差点近くのビル奥に佇むお店なのだ。
FB友のYさんに「イタリアン好きなら京都でこのお店は行っておく必要があるでしょう~」と、だいぶん前にお聞きしていたのですが、ようやく来れました。
お向かいに人気ビストロ、ブションがあり、その南向かいのビル1Fにイタリア国旗があれば、そこがトラモントなのだ。
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10:00からやっているお店!ということで、、少し早めの11:00チョイ過ぎに到着。店内は、ごらんのように昭和の喫茶店そのものな感じ。開店時期は定かではないのですが、昔、店内にインベーダーゲームのテーブルがあったそうなので40年ぐらい前なのは間違いなさそう。
当日も、常連らしき80歳近そうなおばあさんが1人でふらっとやってきて、新聞を読みながらブランチ中!という、この周辺の一家三世代が普段使いにお世話になっていそうなお店なのだ。
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本日のメニューなり。ピッツアや、カツカレー!までメニューにはあるのですが、先の常連さんに「今日はご飯はまだなので!」と、ピラフの注文を断っていたので、普通にイタリアンメニューのチョイスが手堅そうな感じ。 
ご年配のご夫婦2人と、お若いお兄さん2名の4名体制で回さているのですが、我が実家の母上様と同年代ぐらいのおかあさんが注文を聞きに来てくれ、「今日は春キャベツとアンチョビのパスタもできますよ~」とのこと。
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白カラフェ¥1000をお願いするのだ。350ccほどですが、フレッシュ感溢れるスッキリ普段使い系でまったり~。
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まずはパスタ前のアテメニューから、鶏の内臓にこみで¥800なり。いやー、有りえないてんこ盛り量、甘まろやかな味付けでガンガンワインが頂けてしまうお味。軽めの赤でも無問題!的な。
いやー、これは間違いないお味で、昼酒用に強く!お勧めいたします!
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パスタを注文するとバゲットがついてくるのですが、こういうアテメニューを注文すると先にすっと出てくるのが偉大。パンとベストマッチング。。
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生ハム3種盛り合わせは¥950、サラミにイタリア太ソーセージが含まれているのですが、これもバゲットと相性が良いのだ。いやー強めの塩味がたまらない~。
アテだけでカラフェが空いたので追加したら、ではこれをどうぞ~と、カラフェに残り1本分を丸々注いでくれるサービスの良さ。にんまり!なのだ。
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窓の外に見える隣の建物との間に作られた細いお庭。今日もノラちゃんがご飯なのか、こっそりやってくるのを眺め、なんだかまったり~。
で、いよいよ、パスタ登場。
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まずはオイル系で、春キャベツとアンチョビのパスタで¥1000ぐらい? 乳化したオリーブオイルを楽しむレシピではなく、キャベツの茹で汁にオイルと旨味が乗った、さらっと食べやすいもの。 1.3mmぐらいかなあ、かなりの細麺ですが、予想以上にアルデンテな茹で方。
普通盛りなのですが、麺量は楽々200g超!というしっかり量であろうと目測。前菜3にパスタは2人でシェアしても1,
で十分かもですな。。
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お次のパスタ。蛸のラグーソースで¥1200なり。緑・黒のオリーブみじん切りに、蛸のミンチを合わせたさっぱりトマト系。いやー、トマトは風味付けで過剰に濃くしておらず、過去食べたことがないさっぱりさなのだ。これも300gあるか?というてんこ盛り量で相方と2人でこれは大満足だ~ということに。
いやはやお腹ポンポンでした。

店内に、懐かしい電話ボックス!が完備していたり、新聞・雑誌が読み放題!粘り放題!だったり、あちこちに昭和の風情を色濃く残す喫茶店的な一軒。が、パスタはちゃんとイタリアン、当然、最新モデルなイタリアンではありませんが、ほっとするお味でパスタ好きの中高生にオオウケしそうな予感! 
以上で、〆て¥6000ほどという大納得価格。京都外の方なら、早め・遅めのランチ用に覚えておくと非常に使える一軒。
ご馳走様でした~、多分、近日ショートパスタを食べに来ている気がします!

トラモント クチコミでの評判

トラモント 店舗情報

店名:トラモント
住所:京都市中京区寺町通二条南角榎木町97
営業時間:10:00~21:00
定休日:日曜日
TEL:075-256-1917
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スイカ小太郎。 スイカ小太郎。