2019年11月8日 更新

【京都名水めぐり】茶人や豊臣秀吉も愛した伏見・深草の名水!京の名水の一つ「茶椀子の水」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は伏見区深草、伏見稲荷大社にもほど近い場所にある井戸。かつて茶人や豊臣秀吉にも愛されたと伝えられ、京の名水に数えられる。

秀吉にも愛されたとされる名水

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伏見区深草、京阪龍谷大前深草駅やJR稲荷駅にもほど近く、全国に4万あるお稲荷さんの総本社・伏見稲荷大社にもスグの場所。
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手前に地蔵堂があり、その隣にある清冷な名水湧く井戸。わりとキレイに管理されています。

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平成26年(2014年)町内や地域住民により整備されたんだとか。  
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こちらは京都の名水の一つに数えられる「茶碗子の水」。

言い伝えによれば、昔宇治橋より宇治川の水を汲ませ茶の湯に用いていた都の茶人がいました。ある時、使用人が水を汲んだ帰り道、この近くで水をこぼしてしまい、この湧水を持ち帰ったところ、主人にバレてしまいます。 問い詰められた使用人は恐る恐る一部始終を話したところ、主人に叱られるどころか、宇治川の水より美味と褒められ、以降宇治まで遠出せず、ここで水を汲むようになったという。

また、天下人・豊臣秀吉も茶椀子の水をお茶に愛用していたと伝えられています。
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現在は手動ポンプで汲み上げると井戸水が出てきますが、飲用は不可。それでも、潤沢に水が湧くようですね。考えてみると、元々伏見は名水処。井戸ならどこも名水だったに違いありません(笑)

閑静な住宅街に突如現れる古井戸の名水。ちょっと足を止めて、観光してみてください。

茶椀子の水 へのツイート

基本情報

名称:茶碗子の井戸
住所:京都市伏見区深草野手町27−1
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